ハッピーターンにルマンド、あずきバー 見てるだけでお腹が空く「美味しそうなスニーカー」に反響→どうやって描いた?作者に聞くと...
「美味しそうと思いながら筆で...」
クオリティが高すぎる「美味しそうなスニーカー」たちは、どういった経緯で誕生したのだろうか。
Jタウンネットは9月1日、投稿者の美味しそうなスニーカーの人さん取材し、話を聞いた。
美味しそうなスニーカーの人さんは北陸在住で、スニーカーにペイントを始めたのは10年ほど前。しかし、仕事が忙しく最近はペイントは出来ていなかったそう。再開したのは、新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけだった。
「自営業をはじめてから多忙の為描けなくなったのですがコロナ禍で仕事が全てなくなり、ペイントを再開しようと思いました。ブランクがある分練習がてら好きな物を描こうと思いイトメンのチャンポンめんを描きました」
とスニーカーに食品パッケージを描きはじめた経緯を説明する。
現在、「美味しそうなスニーカー」は22足。それ以外に過去にオーダーを受けて描いたスニーカーは100足以上あるという。食品パッケージは販売ができないため、この制作については
「完全に趣味です」
とのこと。
一番お気に入りの作品を聞いてみると
「お気に入りはイトメンのチャンポンめんです」
とイトメンへの愛の強さがうかがえる回答があった。「定期的に主食にする位大好きです」とのことだ。
それにしても、この再現度が高すぎるイラストはどのようにして描かれているのだろうか。
美味しそうなスニーカーの人さんは、制作過程について
「商品とスニーカーを並べ、どうしたらかわいいかじっくり見ます。下書きが必要なものは軽く描き、必要がないものは一気に絵の具を塗ります。商品を横に置き、美味しそうと思いながら筆で描いていくと仕上がります」
と説明する。コツは「美味しそう」と思いながら描くことのようだ。
また、デザインを選ぶ基準については、
「美味しそうなスニーカーを描く以前は食べ物を描いたことがありませんでした。
選抜基準は普段よく買い、食べる好きな物です。なので会社がとても偏っていたり北陸っぽさが出ています」
とのこと。
今回、「美味しそうなスニーカー」がツイッターで話題となったことについては
「正直困惑しています。ただ、イトメンのチャンポンめんなど私の好きな物に共感して頂けるのはとても嬉しいです。スニーカーを褒めて頂くのは光栄ですがそもそものパッケージが素晴らしく、私はそれをスニーカーにしただけにすぎません」
とした。