銀座線の誤表記が拡散→翌日には修正 迅速な対応に「さすが」「仕事が速い」の声も...投稿を見た?東京メトロに聞いてみた
「一晩で対応してる!」
少々混乱してしまうこの銀座駅のトラップ(?)だが、この話はこれだけでは終わらない。 なんとこの投稿がされた翌日に、応急処置がなされたのだ。

きせしょうさんは翌日の2日に
「すごい!
一晩で対応してる!!」
としてこの画像を投稿。そして、「たまたまかもしれないけど、東京メトロ(@tokyometro_info)さん ありがとうございます!!」としていた。
この一連の流れに対し、ツイッターでは
「さすが東京メトロだ」
「仕事が速い」
「すばらしい!たまたまかもしれないけどよかった!」
といった反応が寄せられている。
Jタウンネットが3日、投稿者のきせしょうさんに乗り間違えた時の状況を聞いたところ、
「銀座駅は利用したことがありましたが、銀座駅から上野駅に行くのがはじめてだった上に、ちょっと急いでいました」
と振り返る。そして、9月1日に同じ場所を通ったところ、この路線図に気づき写真を撮影したそうだ。
実際のところ、路線図はどうして修正されたのだろうか。その経緯を確かめるべく、Jタウンネットは東京メトロ(東京地下鉄)を取材し、広報担当者に回答をもらった。
広報の担当者によれば、今回話題となった路線図があるのは「改札階からホーム階に向かう一番浅草寄りの階段」とのこと。
修正された経緯については、
「9 月 1 日(投稿より前)に銀座駅駅員が巡回中に気付き、担当部署へ連絡。担当部署より取引先へ修正の仮設対応の指示を行っていたところです。誤表記であるため修正いたしました」
と回答があった。
どうやら、ツイッターに投稿される以前に駅員が気付いていたようで、たまたまタイミングが重なったようだ。
ちなみに、誤った路線図は8月26日の終車後から掲示されていたものだそう。
ツイッターで話題となったことが修正の直接的なきっかけではなかったようだが、発見後1日で修正するという対応の迅速さには変わりない。
今回、このようなミスが起きてしまった理由を聞くと
「階段2か所とエスカレーター1か所は浅草方面に向いた降りる階段となっており、当該設置箇所のみ渋谷方面に向かって降りる階段なっていたが、浅草方面に向いた同一のサインを4 か所製作してしまっていたため、1・2番線の誤表記が発生いたしました」
とのこと。ミスがあった路線図の掲示されている階段のみ、向いている方向が逆方向であるせいでミスが発生してしまったらしい。
今回、銀座駅の路線図についてツイッターで話題となったことについては
「誤表記についてお客様へご迷惑をおかけしてしまったことについては大変反省しております。
今後はこのような事象がないよう十分注意いたします」
とコメントした。