おじさんがオフィスで踊りまくり! タクシー会社のTikTokが話題→なぜ始めた?出演社員に聞いた
メイン出演者は取締役
三和交通はなぜTikTokを始めたのか。そしてメインで出演しているおじさんは何者なのか...。同社の動画に対する疑問は尽きない。
Jタウンネットは8月21日、三和交通の広報部を通して、メインで出演している溝口孝英(たかふさ)さん(56)に話を聞くことができた。
溝口さんは同社の取締役部長。TikTokの投稿内容はすべて彼が考案しているという。どんな人物なのか、人柄を聞いたところ「明るく優しいムードメーカー」との回答が返って来た。
また、彼とよく一緒に(あるいは単独で)出演している黒髪に眼鏡の男性は営業所の主任。「熱い性格で慕われるタイプ」とのことだ。投稿は、基本的にこの2人が担当しているという。
そもそも三和交通はなぜTikTokを始めたのか。溝口さんにそのきっかけを聞いたところ、
「当初は溝口の個人用アカウントで、趣味として始めました。オフィスでダンスする動画が思いのほかバズってしまい、採用に活かすために会社のアカウント作成し開始することとなりました」
とのことだった。若者に引けを取ることなく、個人でも話題になっていたなんて...溝口さん、才能の塊すぎる。
動画は毎日夕方に投稿。これまでに340本の動画をアップしてきた。撮影にかかる時間は1本あたり10分程度で、溝口さんと主任の他にも、管理職、事務職、乗務社員などの出演経験がある。
溝口さん自身は動画に出演することについて、どう思っているのだろうか。本人に聞いてみると、
「楽しんで出演しています。弊社の雰囲気を少しでも動画を通して伝えられたらいいなと思っています」
とのこと。動画内ではお腹を目立たせるために「短いネクタイ」を着用するなど、こだわりもすごい。彼のTikTokに懸ける熱量は相当なものだろう。