なぜ桃はおしりのような形をしているの?
専門家に聞くと...
金沢市の山あいにある舘町では、桃の栽培がおこなわれています。
金沢産の桃は、歯ごたえがあり果汁が多いのが特徴。毎年15トンほど出荷しているそうです。
ここで桃を栽培している住人に話を聞くと、桃は収穫の2週間ほど前(おおむね6月の中旬頃)、桃の種が固くなる時に線が出てくるのだそうです。
また、この時期に桃は急激に成長し、色がついてくるためため、成熟の度合いによって割れてくるのではないかという話でした。
なお岡山大学で、桃を研究している教授の話では、桃の実の割れ目は、芽の段階ですでに出現しているとのこと。
花芽の中で他の花のパーツと一緒にめしべが作られていくときに、線が入ったような形になるだのそうです。
おしりの割れ目は、私たち人間と同じ生まれつきなのですね。
ちなみに美味しい桃の見分け方は頭が赤いもの、付け根が黄色くなっているものだそうです。
(ライター:りえ160)