セロテープ、宅急便、ウォシュレット... ←これらの言葉の共通点、分かりますか?
2020.08.02 21:00
あれもこれも商品名だった
「実は商品名」なモノはほかにもたくさんあります。一気にご紹介しましょう。カッコの中が企業名、矢印の先が言い換え語です。
「セロテープ」(ニチバン)→セロハン粘着テープ
「エレクトーン」(ヤマハ)→電子オルガン
「タッパー」(タッパーウェア)→密封容器・食品保存容器
「コロコロ」(ニトムズ)→粘着クリーナー・粘着ローラー
「シーチキン」(はごろもフーズ)→ツナ
「プチプチ」(川上産業)→気泡入り緩衝材
「宅急便」(ヤマト運輸)→宅配便
なぜこういうことが起きるのでしょうか。
商標に詳しい弁理士の齊藤整さんは番組で、「すごくいい商品でシェアや知名度も上がると、その特定企業の商品名をついつい使ってしまうため」と話していました。また、「シーチキン」などのように「シー」+「チキン」というモノのイメージがつきやすいからという例も。
とくにNHKの番組では厳密にチェックされるということ。スポンサーのことも考える必要もあるなど、商品名を扱うのはいろいろ大変なんですね。
(ライター:まみ)