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高さ17m、目から七色ビーム...! 青森・木造駅に鎮座する巨大土偶が完全にロマンの塊だった

松葉 純一

松葉 純一

2020.07.12 20:00
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なぜ目を光らせようと思ったのか

木造駅(z tanukiさん撮影、Wikimedia Commonsより)
木造駅(z tanukiさん撮影、Wikimedia Commonsより)

木造駅の土偶は、亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶がモチーフだ。高さ17.3メートル、コンクリート製の巨大モニュメントである。1992年、ふるさと創生事業の一環として駅舎に取り付けられ、地元では「シャコちゃん」と呼ばれているという。

19年10月から始まった駅のバリアフリー化工事に合わせて、つがる市がモニュメントの改修を行った。「シャコちゃん」の目にある電球をLEDライトに替えたのだ。

これによって、20年4月から、列車が到着する3分前から、赤、緑、青、紫、だいだい、黄色、水色の7色に点灯するようになったという。

近未来モンスター感たっぷりの目が光る土偶は、こうして誕生したわけだ。

木造駅がツイッターで話題になっていることについて、どう思うか? つがる市役所の担当者に聞いた。

「地元にいる我々では、想像もできないようなことが話題になっているようですね。ただただ驚くばかりです」

まるで宇宙に向かって交信をしているような土偶を見るなら、青森県つがる市へどうぞ。

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