高さ17m、目から七色ビーム...! 青森・木造駅に鎮座する巨大土偶が完全にロマンの塊だった
なぜ目を光らせようと思ったのか
木造駅の土偶は、亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶がモチーフだ。高さ17.3メートル、コンクリート製の巨大モニュメントである。1992年、ふるさと創生事業の一環として駅舎に取り付けられ、地元では「シャコちゃん」と呼ばれているという。
19年10月から始まった駅のバリアフリー化工事に合わせて、つがる市がモニュメントの改修を行った。「シャコちゃん」の目にある電球をLEDライトに替えたのだ。
これによって、20年4月から、列車が到着する3分前から、赤、緑、青、紫、だいだい、黄色、水色の7色に点灯するようになったという。
近未来モンスター感たっぷりの目が光る土偶は、こうして誕生したわけだ。
木造駅がツイッターで話題になっていることについて、どう思うか? つがる市役所の担当者に聞いた。
「地元にいる我々では、想像もできないようなことが話題になっているようですね。ただただ驚くばかりです」
まるで宇宙に向かって交信をしているような土偶を見るなら、青森県つがる市へどうぞ。