もう二足歩行にしか見えない... 兵庫の動物園で発見された「マッチョ羊」に騒然→公式がまさかのイラスト化
マッチョにしか見えない羊が発見されたと、ツイッターで話題になっている。
発端となったのは、淡路ファームパーク・イングランドの丘(兵庫県南あわじ市)の飼育スタッフがツイッターに投稿した一枚の写真だ。
まずは、こちらを見てほしい。
これは、同施設の動物スタッフが2020年7月6日に公式ツイッターに投稿した写真だ。ご機嫌な様子で駆け寄ってくる羊を映した1枚なのだが...。
しかしツイッターでは、この羊がマッチョに見えると話題に。まるで、二足歩行のマッチョ羊がこちらを威嚇しているように見える、というのだ。
そうした反応を受け、動物スタッフは翌7日、この写真と共に1枚のイラストを投稿した。
確かに、このイラストを見た後だと、もうマッチョな羊にしか見えない......。
ツイッターでは
「あ~見えてくる。どんどん見えてくる」
「これはタックルの姿勢に入ってますね。強力なのが来ますよ」
「みんなが呪われてて笑った もちろん私も呪われました」
「イラスト飼育員さんが描かれたんですか!?凄いお上手ですね!!」
といったコメントが寄せられた。
確かにイラストの上手さも気になる。
Jタウンネットは8日、淡路ファームパーク・イングランドの丘を取材し、飼育係長の後藤敦さんに一連のマッチョ羊騒動(?)について話を聞いた。
「嬉しさを全身で表現」
後藤さんによれば、今回話題となった羊は「げんよう」くん。種類はコリデール、そろそろ子羊というには大きくなってきた生後4か月のオスだそう。
この「マッチョ」に見えているのはどんな状態のときなのか聞くと
「ご飯をもらえる直前だったと聞いています。体をねじるようにして跳ね、嬉しさを全身で表現していますね」
とのこと。
今までげんようくんがマッチョに見えたことはあるか聞くと
「全くないですね」
と後藤さん。ツイッターで「マッチョに見える」と言われているのを見て、
「写真だけでは伝わらないかと思い、分かりやすくするためにイラストにしてみました」
といい、このリアルなイラストは後藤さんがシャープペンシルで描いたものだという。
ツイッターで大きな反響が寄せられていることについては「今まで、1万いいねをもらったことはあったのですが、ここまでのことは初めて」とし、
「ここまで話題になるとは思いませんでした。
こういった形でもうちの施設のことを知っていただけて嬉しいです」
と話した。