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電車のつり革、4割超が「つかめなくなった」 コロナ前後で比較すると...意識の変化が浮き彫りに

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2020.06.12 06:00
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つかめない派30%→61%に

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今回の調査の結果、つり革を素手でつかめる人は全体の39%、つかめない人は61%。つかめない人の割合は、前回と比べて約2倍。つかめる人の割合を大きく上回った。

そして、この「つかめない」人のうち、3分の2以上が「以前はつかめたが、今はつかめない」と回答した人だ。

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かなり多くの人が新型コロナウイルスの流行を受けて、これまで抵抗なく触れていたものにさわれなくなってしまった、ということだろう。ツイッターでは

「コロナのおかげで身に付けたもの。つり革に捕まらず電車の揺れに耐える体幹(withヒール)」
「コロナ以降、つり革を持たないと決めたので、踏ん張らないと周りの人にぶつかります」
「コロナが騒がれてから初めて電車乗ったけどつり革は触らないしもたれることもしないようになって完全に『生活』が変わった」

などの声と同時に、つり革につかまろうとしない人に対して、

「コロナにびびってつり革掴まらずにフラフラするくらいならまめに手洗ってくれよな」
「手は洗えば良い。フラフラして人にしがみ付くの迷惑だわ。危ないからつり革とか掴もうよ」
「高校生がたぶんコロナを気にしてつり革持たないで立ってたんだけど、よろけて俺に濃厚接触してきた。怖いのはコロナだけじゃないから、つり革はちゃんと持とうね」

といった苦言も。確かに、つり革を持たなかったせいで周囲の人に接触してしまう、というのは本末転倒かもしれない。

ちなみに、JRグループ7社や、日本民営鉄道協会等で構成される鉄道連絡会は5月14日、「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」(第1版)を策定。

その中で、「通常の清掃時等に、不特定多数が接触する場所(手すり、吊り革、券売機等)は、機器・設備の性質等を踏まえて利用頻度に応じて定期的に消毒する」としている。

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