助六なのに「弥七」のミステリー ネーミングが謎なお寿司に注目、販売元に事情を聞くと...
2020.05.11 21:00
謎は深まる一方で...
投稿者の笹吉さんは取材に対し、この「弥七」寿司について、
「初めて見て、面白くてつい買ってしまいました。いなり寿司もかんぴょう巻もとても美味しかったです」
とのこと。
この弥七を販売する「沼津魚がし鮨」は、静岡県裾野市にある沓間水産が運営するブランドだ。静岡県内を中心に、東京・神奈川にも店舗を展開している。
笹吉さんは「ネタが大きくて美味しいお寿司屋さんです!プチ贅沢にぴったり!」と評していた。「スーパーにも出店しているのでそちらは時々利用しています」ということだった。
次に「沼津魚がし鮨」側に電話で聞いた。答えてくれたのは、本部の広報担当者だった。
「『弥七』という商品は、静鉄ストアの一部店舗で販売いたしております。もう10年以上前から販売しておりますが、当時の担当者は既に退社しておりまして、名前の由来など詳しいことは分かりません」
助六寿司も販売されているが、中身も価格もほとんど同じだという、なんとも緩い回答だった。結局、「弥七」については謎のままだ。
ツイッターには、こんな声が寄せられている。
「『弥助』も、もともとは『なれ寿司』ですよね。いつからか握り寿司も指すようになりましたけど。『弥七』は何から来ているやら」
「助六はたまに食べますが、弥七は初めて見ました!」
「弥七ならバランじゃなく風車か折り紙の手裏剣で飾り付けして欲しいところだな」
「風車の弥七ですか」
お寿司豆知識と水戸黄門ネタで、いっぱいになっていた。