怖すぎて夢に出てきそう... 日本郵趣協会が作った「切手アマビエ」の姿がこちら
怖くした理由は...?
30日、Jタウンネットは切手はり絵を制作した日本郵趣協会の副理事長、金川博史さんに詳しい話を聞いてみた。
29日の昼頃から夕方にかけて3時間程かけて制作したという「アマビエ」。水色の台紙に下絵を事前に描いて、使用済みの切手を切り貼り...。収集家が集めたものや、リサイクルされた郵便で使われた普通切手を色分け、切り取って作品にしたという。
単刀直入に、ネット上で「怖い」という反応があることについて感想を聞くと
「怖くなきゃ効き目がないんです」
と話す金川さん。目に能面の切手を使ったことが、作品の肝だと笑いながら話す。
「みなさんアマビエのイラストをよく描いていますが、どれも可愛いですよね。可愛いのはコロナウイルスへ効き目がないと思いまして...。この目が、切手貼り絵の中で一番肝心なんです。アマビエは妖怪だから、怖いほうがやっぱりいいだろうと...」
金川さんによれば、使用した切手は全部で5種類。目に使った能面以外は全て「仏」に関わるものだという。その内訳を次のように話した。
「唇には50円切手の弥勒菩薩。髪の毛には70円切手の法隆寺の笛吹飛天を使っています。また同じく70切手で、目には能面。
うろこ状になっている300円切手を体部分に使いました。こちらは興福寺の仏頭です。最後に400円切手の天燈鬼という仏像を顔にあしらいました。ですので、目玉以外は全て『仏』に関わるものですね」
目は口ほどに物を言う(?)。めちゃくちゃ効き目がありそうな作品である。