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このペットボトル、何かおかしい... 「脳がバグる」と話題のトリック写真がこちら

松葉 純一

松葉 純一

2020.04.28 20:00
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「家にいよう」という呼びかけに応じて、自宅でじっと待機中の人、在宅ワークが続いて、やや集中力が途切れてしまった人、皆さんにちょっと見ていただきたいものがある。

2020年4月26日、次のようなツイートが投稿され、話題となっている。

シンプルな白木のデスクの上に置かれた、超かっこいいiMac、使いやすそうなキーボード、こんなシステム環境ならテレワークもはかどりそうだ?、いや、そうじゃなくて......、iMacの前に置かれたペットボトルをよく見て欲しい。

「綾鷹」のペットボトルを見て、何か気が付かないか? ジーっと2本の綾鷹を見比べていただきたい。おや、なんか変だな、ようやく気が付いた人もいるかもしれない。投稿には「遠目で見れば一瞬脳バグる」というコメントも添えられている。

そう、遠近感がおかしいのだ。

このツイートには、

「盛大に脳がバグった」
「『あぁなんだ、パソコンが薄いだけか』って結論に至ってしまった」
「理解するのに1分くらい かかったんですが 私の脳は働いてますかね?」

などといった声が寄せられ、9万件を超える「いいね」が付けられ、拡散中だ。

いったい、このペットボトルはどうなっているのだろうか。Jタウンネット編集部は、投稿者のASF(@asfithm)さんに詳しい話を聞いた。

「家の中でできる面白いことを......」

一瞬脳バグる ASF(@asfithm)さんのツイートより
一瞬脳バグる ASF(@asfithm)さんのツイートより

投稿者のASFさんは、Jタウンネットの質問にこう答えた。

「ペットボトルをまっすぐ切断することで、モニターの裏に潜っているように錯覚させています。反面、ペットボトルはモニターより手前に置いてあるので違和感を覚えるという仕組みです。

『斜めに切断するなんて流石にないだろう』と思うちょうどいい物として、ペットボトルを選びました」

ASFさんは種明かしのツイートもしているので、ご覧いただこう。

なるほど、そうだったのか...。ずばり斜めに切断した断面まで見せてくれている。まさに力業かもしれない。

そもそも、どうしてこういったモノを作ろうと思ったのだろうか。

「せっかく家から出れないので、家の中でできる面白いことを、ということで挑戦したものです。

実際には作り得ないような立体を描いた『だまし絵』を、無理やり(見た目だけでも)実現すれば面白いはず!というアイディアは元々あって、そんなに多くはやられていないとも思っていました」

ツイッターの反響の中で、ASFさんがとくに印象に残ったことは何だろう?

「ちょっとマニアックなネタだと思っていたのですが、想像以上に多くの人に面白さを共感していただけたようで、驚いています。 『レイヤーが間違っている』というのはナイスツッコミ!でした。

切られていない方のペットボトルの正しい影を隠していたり、逆によく見ると影の短さでトリックがわかるようにしていたり、そういった細かいこだわりに気付いてくださった方もいらっしゃって、非常にうれしかったです」

緊急事態宣言が出され、不要不急の外出を控えるようになったため、家の中で何か面白いことを考えようという、ASFさんのような人は増えているのかもしれない。こんなことから新たな文化が生まれてきたら楽しいのだが......。

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