不安な学生たちを「ほっこりさせたい」 鳥取駅の思いが詰まった「新入生応援ボード」に反響
「新生活へのエールを送る気持ちで...」
鳥取駅の担当者によると、この「入学おめでとう」のホワイトボードは、鳥取駅の改札に7日から10日までの4日間、掲載していたという。制作の経緯を聞くと、
「新しい学校に進学し、不安や緊張感を抱いていらっしゃるであろう新入生の気持ちを少しでも和らげ、新生活へのエールを送る気持ちで制作しました」
とのこと。
鳥取駅には、以前からこのようなメッセージイラストを描いている駅員がいるそうで、今回もその担当者が一人で描いたという。こういった掲示は定期的なものなのか聞くと、
「年末年始やGW、お盆の帰省のシーズンや、地元や季節のイベント、受験・入学・卒業など学校行事のタイミングに合わせて掲出しています」
との回答が。場合によっては何人かで制作することもあるという。
「毎回楽しみにしてくださっている方が多く、写真をお撮りになる姿をよくお見受けします。鳥取駅のこういうところが好きだ、ほっこりした、元気が出たというお声をいただきとてもありがたいことだと思っています」(担当者)
確かに、利用者であればイベントごとに「今回のホワイトボードは何だろう」と楽しみになるだろう。
ツイッター上で話題となっていることは「インターネット上の投稿をたびたび拝見しておりますので、そういった反応があったことは存じておりました」。反響についても、
「新入生の不安や緊張を和らげほっこりしていただきたいと考えていたので、とても嬉しく思っています。また、新型コロナウイルスの影響で世の中が大変なときなので、こうした取り組みにあたたかみを感じていただけたなら幸いです」
と話した。