テレワークの1日、懐かしの「レースガイド」風に 話題のパロディ動画、作者のこだわりを聞いた
2020.04.13 21:00
作者「ガイドより真面目に仕事をしています」
映像を制作したのは、「平成生まれが昭和・90年代を語る会」の会長。
13日、Jタウンネット編集部の取材に応じた会長によると、同会は昭和の文化や平成の文化が好きな平成生まれの人たちの集まりだという。現在は東京本部・関西支部・沼津支部があり、 40人ほどのメンバーがいる。
4年ほど前に会を立ち上げた会長は、映像編集の仕事をする女性で、平成2年生まれ。過去を再現した写真や動画を投稿する「タイムトラベルガール」というインスタグラムアカウントを同会のメンバーと運営しており、テレワークガイドもその企画の1つとして制作したという。
「フリー動画サイトで白鳥が泳いでいる映像を見つけて『これ、レースガイドっぽい』と思ったのですが、そのままレースガイドのパロディするのも物足りないので、もっと馬鹿馬鹿しい情報を紹介したら面白いかなと1ヶ月前になんとなく思っていました。
その後、仕事がテレワークに移行したので『このテレワーク生活を紹介してみようかな』と思って制作してみました」
と会長。映像と音楽はフリー素材サイトのものを活用し、ロゴは自分自身で制作したものだそう。
ナレーションは高い声で、出来るだけ無機質に話すのがポイント。会長自身は地声が低いため、編集で高く加工しているそうだ。
テレワークガイドの食っちゃ寝生活からは想像しにくい力の入れようだが、「私のテレワーク生活はテレワークガイドより真面目に仕事をしています(笑)」とのこと。
これからテレワークになる、という人は動画を見て「テレワークってこんな感じなんだ」とうっかり油断しないように気をつけてほしい。