「リツイート数だけお釈迦様に甘茶をかけます」→3万2551RT 壮大すぎる住職の挑戦、その結果は...
賢明なる読者の皆様は、4月8日は、いったい何の日かご存じだろうか?
忠犬ハチ公の日、しわ対策の日、指圧の日、タイヤの日など、いろいろあるようだが......。「お釈迦様の誕生を祝う花まつりの日」でもあるという。
そんな2020年4月8日、次のようなツイートが投稿され、いま話題となっている。
本日はお釈迦様の誕生を祝う花まつりの日ですが、こんな状況なので参加できない方も多くおられると思います。そこでこのツイートのリツイート数だけ住職が代わりにお釈迦様に甘茶をかけます。リツイートのカウントは4/8の正午までとします。 pic.twitter.com/LCP2MisREM
— 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派♪永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2020年4月7日
投稿者は、福岡県北九州市の永明寺住職・松崎智海さん。4月8日は、潅仏会や仏生会、浴仏会などとも呼ばれる、釈迦の降誕を祝して行う法会を行う日だ。
仏教の寺院では、花御堂を設け、堂の中に水盤を置き、釈迦の立像を中央に安置して、甘茶を注いでお参りする(関西では月遅れの5月8日に行われるらしい)。
投稿には「こんな状況なので参加できない方も多くおられると思います」とあるが、永明寺のある福岡県北九州市は、緊急事態宣言が発令された指定区域内にある。そこで松崎住職は、「このツイートのリツイート数だけ住職が代わりにお釈迦様に甘茶をかけます」と宣言した。期限は4月8日正午まで。
すると多くのユーザーが続々と反応して、8日正午までに、リツイート数はとうとう3万2551回に達してしまった。つまり松崎住職は3万2551回、お釈迦様に甘茶をかけなくてはならないことになったのである。
潅仏会がスタートしたのは、8日14時から。いったいどんな潅仏会になったのだろう?