東村山駅前に立つ「志村けんの木」の歴史 誕生のきっかけは?市に聞いた
2020.03.30 18:07
志村けんにとっての東村山は...
2015年3月、市制施行50周年を記念し「志村けんの木」に記念看板が設置された。「志村けんの木」という表記は志村さんの直筆だという。
東村山の市報(2015年1月1日号)には、渡部市長と志村さんの対談が掲載されている。渡部市長はその中で、看板設置の経緯を以下のように語っている。
「志村さんが出演された番組で、駅前にある『志村けんの木』について触れられた時に、『看板も何もない』とおっしゃられてました。その後、多くのかたから『看板を作ったらどうか』とご要望をいただいています」
渡部市長はここで志村さんに「志村けんの木」と書いてもらうようお願いしたようだ。
一方、志村さんは同市報で東村山への思いを次のように話している。
「お正月は実家に帰るんですけど、やっぱり自分のふるさとがあるっていうのは、とても良いことで、ほっとしますね。車で帰る途中、所沢街道に入ってそろそろ自分の家だなっていうときに、なんとなくほっとするのが、やっぱり気持ちがいいというか、それが、東村山にはあるということですね」
長年にわたりお茶の間に笑いを届け、地元の知名度向上にも貢献した志村さん。どうか安らかに。