東村山駅前に立つ「志村けんの木」の歴史 誕生のきっかけは?市に聞いた
2020.03.30 18:07
なぜ3本のケヤキなの?
志村さんといえば、出身の東村山市の民謡「東村山音頭」をアレンジ、1976年に「8時だョ!全員集合」で披露したことで知られる。東村山市の知名度アップに貢献したとして、志村さんには市から感謝状が贈られた。
そこで市によって植えられたのが、この「志村けんの木」だ。東村山市の秘書広報課によれば、その様子は77年にフジテレビのお正月番組で中継されたそうだ。
「志村けんの木」は3本のケヤキの木。市の緑化組合が寄贈したという。
秘書広報課は木の種類と数について、
「なぜ3本のケヤキなのかはわかりませんが、ケヤキの木は『市の木』にもなっていますので、その関係もあるかもしれません」
と説明。当初は違う場所に植えられていたが、東村山駅が整備される中で今の場所に移植されたそうだ。