「皆さんの散歩道です。マ?良心?」 通行人を混乱させる謎看板、その正体を市に聞くと...
2020.03.23 06:00
設置したのは一般人?
取材に応じたのは橋の近くに住んでいるという担当者。橋の名前は「藤山橋」だという。
担当者が看板に気づいたのは2016年ごろ。調べた限りでは市が設置したものではないとのことだ。
河川は県が管理しているため県が設置したとも考えられるが「市民の皆様に分からないような形では立てないので...」と担当者。行政が設置したものであれば設置元が記載されているはずなので、可能性は低いということだ。
つまり看板の意味は分からないということになるが、担当者は橋周辺の状況を踏まえながら以下のように解釈しているという。
「私としては『マ』はマナーを指していると思っていますが、真相はわかりません。橋には犬のフンが放置されていることもあって、みんなでマナーを守って環境を守りましょうということを訴えているのだと思います」
「『良心』というのはみんなが快く使えるように、ということだと思います。(犬や狸からは)少し離れますが、河原でキャンプをする方が残骸を捨てていくこともあるので...」
キャンプや水遊びなど、付知川の河原ではレジャーが盛んな様子。これらの話を踏まえて推測すると、
「犬も狸も入れて皆さんの散歩道なので汚さないでください。そこにマナーはあるんか?良心はあるんか?」
といったところだろうか。