CPUの熱で焼肉を楽しむ猛者現る 味はどうだった?本人に聞くと...
斬新すぎる場所で肉を焼く動画がツイッターで注目を集めている。
お ま た せ
— たれ (@Taremimi7710) March 1, 2020
CPUで焼肉しました。
フル→https://t.co/nUlwr2abpZ pic.twitter.com/GplAxJe6ER
動画を投稿したのはツイッターユーザーのたれ(@Taremimi7710)さん。お肉がジューッと音を立てている場所は、フライパンではない。パソコンなどに使われる中央処理装置(CPU)の上なのだ。
どうやって...。どうして...。頭の中に様々な疑問が浮かんできてしまう。
たれさんの投稿した動画には、
「すげぇ...」 「素朴な質問ですいません 美味しいのでしょうか」 「たまにPCが熱い!って警告してくるけどこんな熱かったのかよ」
といった反応が寄せられている。
「肉でCPUを冷却」
Jタウンネットが2020年3月2日、動画を投稿した、たれさんに取材すると、
「CPUは小さいパーツなのに、計算をする際に大きな熱が発生します。それを冷やすためにCPUクーラーというのが存在するのですが、あえてそれを外すことで熱くしています」
CPUを冷やすための装置をあえて取ることで、肉を焼けるほどの温度になるというのだ。

ただしCPUの温度が上がりすぎると、自動的に電源が落ちてしまうという。そのため、こんな苦労話も。
「タイミングよく肉をひっくり返して、冷えた肉の面を下にして(CPUを)冷やすのが大変でした。 また、CPU自体の面積が小さいので、肉汁が落ちないようにするのが大変でした」
そこまでしてなぜ焼こうと思ったのだろうか...。たれさんは、自作PCを組み立て始めた頃を思い出しながら、
「昔自作PCを始めた頃、CPUでハムを焼いている動画を見た事があり、いつか真似してみたいと思いました」
と話した。
過去にはグラフィックカードというパーツで肉を焼いたこともあるという。しかしCPUと異なり、負荷を少しでもかけると突然熱くなるなど扱いにくい点も多かったと話す。
なるほど、CPUが焼肉に最適(?)なわけだ。たれさんは、ツイッターで反響があったことに対して、
「正直こんなネタが大きく伸びるとは思いませんでした笑 でも皆さん楽しんで頂けているようなので、焼肉だけではなく、お湯を沸かして茹で卵を作ってみたり、もっと手の込んだ料理だったりを挑戦してみようかなと思いました」
と述べた。
ちなみに焼いた肉は、フライパンで焼いたような肉になったらしい。しかし若干鉄臭い感じがしたとも...。なんだかアクセントが効いて美味しそうに見えてきたぞ。