飲み終わったら可愛いグラスに! 下戸でも欲しいと話題のカップ酒がこちら
雪をイメージしたカップに、心優しい雪男
Jタウンネット編集部が27日、青木酒造の広報担当者に取材したところ、「雪男」のパッケージに毛むくじゃらの生き物が描かれるようになったのは11年前からだという。
この生き物は、江戸後期のベストセラーで、越後・魚沼の暮らしを紹介した書籍「北越雪譜」(著・鈴木牧之)に登場する「異獣」。山の中でこの獣に出会った旅人が握り飯を分けてやると、お礼に旅人の荷物を担ぎ、道案内をしてくれたという伝説があるのだそうだ。
スキーやスノーボートのために南魚沼を訪れる人々に、日本酒を身近に感じてもらえるよう、この「異獣」をかわいらしくデフォルメし、「雪男」のキャラクターにしたという。

カップ酒が発売されたのは2013年で、地元出身の小野塚彩那元選手(フリースタイルスキー・ハーフパイプ)を応援するために作られた。
「(小野塚元選手を)応援して、売り上げの一部をオリンピックへの活動資金に、というのをやっていたんですね。
それに伴って作った商品だったので、スキーを背負わせて、蓋が金メダルを取れるように、と金色なんですよ。今でもそれが定着しているという形です」(青木酒造広報担当者)
カップがすりガラスなのは、やはり雪をイメージしてとのことだそう。
現在販売されている「雪男」のパッケージで、スキーを背負っているのはカップ酒だけ。青木酒造の特約酒販店や、通販で購入することができる。