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現実を忘れ「何もない」をただ楽しむ 電波も電気もない「ランプの宿」が幻想的

笹木 萌

笹木 萌

2020.02.09 17:00
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「夜が暗くて長くてよかったです」

Jタウンネットは1月31日、青荷温泉の支配人を取材した。

青荷温泉は1929年(昭和4年)に開業。秘境とされる青荷渓谷の渓流沿いに本館と3棟の離れが散在する。4つの風呂があるのが特徴だ。

ランプは開業時から吊るしているとのこと。

「電気も何もない山の中でしたのでランプです」(青荷温泉・支配人)

と、きっかけは至ってシンプルだ。

現在は「今の時代、あえてランプを残したい」という思いからランプにこだわっているとのこと。食事をする大広間から、囲炉裏の間、玄関に至るまでランプづくしだ。

幻想的だ(画像は青荷温泉公式サイトより)
幻想的だ(画像は青荷温泉公式サイトより)

夕暮れの囲炉裏の間(画像は青荷温泉公式サイトより)
夕暮れの囲炉裏の間(画像は青荷温泉公式サイトより)

利用客は1年で1万2000人ほど。山の中にあるため、秋には紅葉も楽しめる。価格は1泊2食付きで大人1万2250円(税込)から。

ツイッターでは青荷温泉に対して、

「灯油の匂いの中携帯も圏外なので本を読むのが捗り久々にトランプで神経衰弱したり夜が暗くて長くてよかったです」
「人間関係に疲れたら青荷温泉に行って、何にも気にしないでずっと好きなことを話していたい」
「冬の間に行きたいお宿。照明が全部ランプで冬の雰囲気がもう...心が少し辛くなった時ここに行けば全部整いそう..」

といった声が寄せられている。

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