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GACKTライブ「埼玉県民専用席」の待遇は? 事務所に聞くと...「ネタとしてひどい扱い」

笹木 萌

笹木 萌

2020.02.04 20:00
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デビュー20周年を記念した全国ツアー「GACKT 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2020 KHAOS」を開催中のミュージシャン・GACKTさん。2020年2月1日の名古屋公演ではギターで顔面を強打し失神するというハプニングがあったものの、大事には至らずツアーを継続している。

埼玉県民にはいったいどんな待遇が...(画像は投稿者提供
埼玉県民にはいったいどんな待遇が...(画像は投稿者提供

今回のツアーでとりわけ注目されているのが、「埼玉県民」への対応だ。

ツアーのポスターがGACKTさんの出演した大ヒット映画「翔んで埼玉」のパロディとなっているほか、ライブ席の最後列を埼玉県民用として破格の値段「3100(サイタマ)円」で用意。これはGACKTさんなりの愛...なのだろうか。

「翔んで埼玉」風のポスター(プレスリリースより)
「翔んで埼玉」風のポスター(プレスリリースより)

現在はツアーも折り返しといったところだが、あのGACKT様のことだ。埼玉県民たちが普通にライブを観戦できているとは考えづらい。会場ではいったいどのような扱いを受けているのだろうか。

Jタウンネットは2月4日、GACKTさんの事務所に詳しい話を聞いた。

「埼玉県民専用」ライトがもらえる

GACKTさんの公式サイトによると、ライブ席は、ダイヤモンド指定席(6万円)、プラチナム指定席(3万円)、指定席(1万円)、埼玉県民限定・最後列指定席(3100円)の4パターン。最後列を購入できるのは現住所が埼玉県内の人のみ、当日は現住所の確認ができる身分証明書が必要と、埼玉県民であることを厳重にチェックされる。

事務所の担当者によれば、ライブ参加者には曲に合わせて色を変えられる「ルミトンライト」が渡される。通常のライトはツアー名と名前のロゴが入っているが、最後列の埼玉県民には「埼玉県民専用」の文字が入っているという。

こちらのライト、ライブ後は持ち帰れるとのこと。貰った人も嬉しそうだ。担当者によれば最後列席への特別対応はライトのみだという。

ツイッターでは「埼玉県民限定」と書かれた最後列席の専用入場口や、引換受付の立て札をアップしているユーザーも見られる。こちらに関しては席ごとに入場口や受付が分かれているだけで特別対応というわけではないが、「限定」と書かれると特別感が出る。

ツイッターを見る限り、最後列席の参加者は喜んでいる様子。しかし公演によってはチケットが余っているといい、その理由については、

「ネタとしてひどい扱いを受けているのもあって(編注・余っているの)でしょうか...」

と話す担当者。これ以上は触れないでおこう。

大宮公演では「深谷ねぎ」配る

埼玉にちなんだ待遇を受けたのは、最後列の埼玉県民に留まらない。1月29日・30日の大宮公演では、なんと「深谷ねぎ」が配られていたという。

埼玉県深谷市を中心に栽培されている深谷ねぎ。担当者によると、配られたのはダイヤモンド指定席の観客だ。

大宮公演で深谷ねぎを配った経緯について、担当者は次のように話している。

「もともとは『翔んで埼玉』を観た後に、深谷市の方から事務所にネギを贈ってきてたんです。GACKTもそれを食べて動画をインスタにあげたりしていました。それもあって、大宮公演でなにかできないでしょうかとツアー前後に話をしていたところ、ダイヤモンド指定席に深谷ねぎをプレゼントしようということになりました」

事務所にネギを送りつける深谷市職員、恐るべし...。

今回のツアーでは、ダイヤモンド指定席の観客はライブ後にGACKTさんやライブのメンバーとハイタッチをして記念撮影をするという特典がある。その写真は公式サイトにもアップされているが、大宮公演の参加者だけ深谷ねぎを手にしている。なかなかシュールな光景だ。

埼玉愛に溢れたGACKTさんのライブ、先述した通りチケットはまだ購入可能(4日18時時点)。気になる人は公式サイトをチェックだ。

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