野生の鳥がストーカーに? 事情が気になる「つきまとい注意」看板、設置の経緯を聞いてみた
2020.02.01 11:00
「もうしばらく誰もヤマドリに会っていません」
管理センターの担当者によると、青葉の森緑地では2017~18年ごろに野生のヤマドリによるつきまといが発生したという。
つきまといとは、ヤマドリの縄張りに入った人間に対する「ついてくる、おいかけてくる」という行為。攻撃してくる、ということはなく、とにかくついてくるヤマドリが居たのだそうだ。そのため、看板を設置していたが、現在はすでに撤去されているという。
「17年か18年ぐらいから、去年の12月まで設置していました」
と担当者。設置を終了した理由は、ヤマドリが現れなくなったからだという。
なぜ縄張りになったのか、そして、なぜ居なくなったのか、くわしいことはわからないと担当者は話す。
「たまたま縄張りになっていたんですけど、もうしばらく誰も(ヤマドリに)会っていません」(担当者)
縄張りを別の場所に移したのだろうか。静かに、幸せに暮らしてくれていることを願うばかりだ。