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ディストピア感がすごい? 岩手のレトロ施設「ガラスパーク」の不穏な雰囲気がたまらない

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.01.21 20:00
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国内外からガラスを集めている

21日、Jタウンネットの取材に応じたのは、サハラガラスパークの支配人だ。ガラス製造などを行う佐原(本社・岩手県一関市)の事業の一部で、国内外から集め、輸入したガラスを展示、販売しているという。また工房では一般的なグラスや一輪挿しを作る体験もできると話す。

ガラスをテーマにしているのだから当たり前のような...。そう思った人もいるだろうか。しかし支配人は、こう話す。

「バブルの頃にガラスのテーマパークが日本各地にありました。現在は淘汰されつつありますが...。弊パークに訪れる人は、レトロで変わったガラスを写真に納める人が多いです」
インスタ映えしそう
インスタ映えしそう

若い人も物珍しさから訪れるという。ちなみに「レトロで変わった」ガラスとはどんなものなのだろうか。

「古いものと言えばいいのでしょうか...。今と昔のガラスは、違うところが多いんですよ。例えば、昔は透明のガラスといったら、ラムネの瓶に近い薄水色のモノでした。色が入っているんです。一方で、今のガラスは無色透明です。若い人は、目にしたことがない、物珍しさからビックリされますよ」

とはいえ、一関市は、決してガラス原料の産地というわけではないと話す。

「観光客の方にも聞かれますが、産地ではありません。創業者がガラスの魅力に惹かれて、国内外から様々なガラスを集めて、皆さまにも見てもらいたいという想いからテーマパークを始めました」
パーク全体に創業者の思いがつまっていた
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