どんなに強く叩いても無反応 殴られすぎてゾンビと化したワニワニパニックがなんか悲しい
ゲーム機は修理する予定
投稿主は実際にこのゲームで遊んでみたといい、その時の様子をこのように話す。
「ワニワニパニックは一定の数を叩くことで時間が延長になる仕様ですが、無敵のワニがいるので必ず噛みつかれ、絶対に延長できない仕様になってしまっています。貼り紙があったのでわかってはいたことでしたが、実際に叩いてもびくともしないワニは怖かったです」
通常ならば叩けば引っ込んでくれるが、どうやら無敵のワニは物理攻撃をものともせず、前進して噛みついてくるようだ。なんと恐ろしい...。
Jタウンネットは2020年1月10日、このワニワニパニックが設置されている千葉県内のゲームコーナーの店長に詳しい話を聞いた。
店長によれば、無敵になっているのは5体のワニのうち1体。1年ほど前からこのような状態になり、貼り紙を掲示し始めたという。
貼り紙の内容については、
「小さいお子さんだと強めに叩いてしまったり、中高生の力の加減が度を超えてしまってすぐに壊れてしまうという感じだったので、そのまま稼働させてしまっている状態です。スタッフもすぐ壊れてしまうということで悩んでいましたが、『優しく叩いてね』という書き方をすれば少しはいいんじゃないかということで、貼り紙を書いてもらいました」
と説明。
ツイッターでは専用のハンマーを使わず手で叩くユーザーや、思わず力いっぱい叩いてしまうというユーザーが散見され、各地のゲームコーナーで故障したワニワニパニックが見られる。
店長によれば、このワニワニパニックは1988年製。
ただでさえ古株なのに、このような扱いを受け続ければ、他の4体が無敵になるのも時間の問題だろう。
今回の故障を直すには部品の発注が必要で、現在は修理する方向で動いている。その際、貼り紙は書き直す可能性があり、「直りましたけども引き続き優しくしてあげてください、という書き方になると思います」とのことだ。
店長は今回話題になったことについて、
「遊んでいただいたことはありがたいと思います。しかし機械は正常になっているものが基本的には正しいので、そこの部分でお客様には申し訳ないなという気持ちがあります。直せてなかったというのは僕らの怠慢なので...」
と話している。