社会人だからって何様なの? 「学生の電車マナー」めぐる苦言に女子高生が怒りの反論
2020.01.15 11:00
「大人たちも自分を見直して」
毎日神戸鉄道を利用するという兵庫県在住のHさん(10代女性)は、確かに学生側にもマナー違反することはあると前置きした上で、大人も守れていない人は多いと口を開く。
「邪魔にならないようにとちゃんと持ったり置いたりしている私たちの大きな荷物をこれみよがしに蹴ったり舌打ちしてくる人...。イライラすることがあってついしてしまう、忙しかった、または気づなかったのかもしれません しかし、それもまた言い訳であって、私はその大人たちも自分を見直して欲しいと思うのです。子供は親以外の『公共の場にいる人間』から社会のルールを学ぶのですから」
学生からしてみれば、大人という存在は大きな背中なのだ。だが規範であるはずの大人のごく一部には、学校に直接苦情を入れる人もいるらしく...。
神奈川県在住のOさん(年齢不明女性)の学校に、以前電車内の学生のマナーに対して苦情が来たという。指導する先生から、その話を聞いたとき、同じ学校の生徒が世間の人に迷惑をかけたのだと、申し訳ない気持ちになったという彼女。しかし、なぜ学生だけが矢面に立たされなければならないのかと、疑問に思ったという。
「私たち学生だって、大人に文句を言いたいことがたくさんあります。しかし、大人には制服が無いので私たちはどこに苦情を入れればいいのでしょうか」
そんな彼女も、社会人への文句を書き連ねる。
「イヤホンの音漏れが酷い。何の音楽を聞いているのか知りませんが、漏れた音楽が車内で聞こえてきて不快です」 「香水の匂いがきつい。仕事に行くだけなのに過度なオシャレは必要ですか」 「荷物の持ち方が悪い。学生の大きなカバンより邪魔です」
学校に苦情を入れる前に、自分の振る舞い方をもう一度振り返って欲しいと記した。