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混浴は恥ずかしい...だけじゃない! 混浴大好き女子が選んだ「初心者おすすめの混浴」3選

蜜月檸檬(みつげつ・れもん)

蜜月檸檬(みつげつ・れもん)

2020.01.04 20:00
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混浴女子とめぐる!ニッポン秘湯図鑑
第二十八回 初心者におすすめの混浴ベスト3 文・写真:蜜月檸檬

こんにちは、混浴温泉に魅せられて全国の秘湯をめぐっている蜜月檸檬です。毎回ひとつの混浴温泉にスポットを当てて魅力をお伝えしてきたこの連載。連載の最後となる今回は、総集編として女性も入りやすい初心者におすすめの混浴ベスト3を選ばせていただきました。

日本に数多く残る魅力的な混浴温泉
日本に数多く残る魅力的な混浴温泉

日本には素晴らしい混浴温泉がたくさんあります。閉業する旅館や、男女別々の温泉に変える旅館もあるため混浴は年々減ってきていますが、伝統を守りながら大切に混浴温泉を残している旅館も数多くあります。家族や恋人、温泉で初めて出会う人も男女関係なく楽しむことができるのが魅力の混浴温泉。

山の中にある野湯や、岡山県にある周辺から丸見えの「砂湯」、タオルNGの伝統的な旅館「法師温泉 長寿館」といった混浴温泉も私はとても好きですが、初心者には少しハードルが高いかも。

そこで今回は、混浴になかなか入る勇気がないというにおすすめの温泉を選びました。混浴温泉の魅力を知っていただけたら嬉しいです。

巨大な千人風呂に驚き――静岡・金谷旅館

静岡県下田市の静かな住宅街の中にあるレトロでおしゃれな温泉旅館。周辺には海水浴場や水族館などもあり、伊豆半島の観光もできる場所にあります。

巨大混浴「千人風呂」
巨大混浴「千人風呂」

混浴はプールのように広い内湯の「千人風呂」。内湯の中は湯気でぼんやりとしていて幻想的。木造の浴室に銅像のシルエットが浮かび上がります。

女性は女湯から鍵を開けて混浴へ行くことができ、深い湯船に入ってから扉を開けて混浴に出るので恥ずかしくないと思います。千人風呂から中庭の混浴露天に入ることもできます。

エメラルドブルーの混浴――長野・丸永旅館

長野県の白骨温泉はエメラルドブルーの乳白色のお湯が美しい有名な温泉地。その中に隠れ家のような一軒宿「丸永旅館」があります。

美しい乳白色の混浴露天
美しい乳白色の混浴露天

外観と館内の大部分をリニューアルされていて綺麗でおしゃれな雰囲気の宿に入ると、暖かい笑顔で迎えてくださる女将さんにほっとします。

混浴露天はフロントのすぐ横にあるのも安心感があります。こちらの混浴も女性は女湯から湯船に体が浸かったまま外へ出ることができます。お湯もにごり湯で透けないので他のお客さんから体がほとんど見えずに入ることができて初心者には嬉しいですね。

車じゃ行けない秘境の湯――栃木・八丁の湯

栃木県の山深い場所にある奥鬼怒温泉はマイカーでは行くことができない秘境。公営の無料駐車場から宿泊者専用の送迎バスかハイキングルートで歩いて行きます。

大迫力の混浴露天「滝見の湯」
大迫力の混浴露天「滝見の湯」

流れ落ちる滝を目の前に眺めながら入ることができる「滝見の湯」など3つの混浴露天がある八丁の湯。

透明なお湯で露天への移動もありますが、あまり恥ずかしい雰囲気にならないのは大迫力の自然の中にあるからかもしれません。混浴露天は宿の館内からも見えるのが逆に安心です。

3か所に露天風呂があるので空いている湯船へ移動ができて気が楽です。女性は隣に女性専用の滝が見える露天風呂もあるので好きな時に移動することができます。

八丁の湯まで行くお客さんは皆さんこの素晴らしいロケーションを求めて辿り着いているので恥ずかしい気持ちは吹っ飛んでしまいます。

今回選んだ宿は、どの宿も綺麗でおしゃれで明るい雰囲気です。そういう素敵な宿の混浴温泉は初心者でも入りやすいと私は思います。来ているお客さんも同じ雰囲気の人が来るからかもしれませんね。

ぜひ入りやすい素敵な混浴温泉で混浴デビューしてみてください。

温泉に奥ゆかしい色気を漂わせる混浴温泉の魅力が味わえると思います。

今回で連載は一旦終了となりますが、これからも全国の秘湯をめぐっていますのでどこかの混浴温泉で後ろ姿を見かけたら声をかけてくださいね。

いつも連載をご覧いただいた皆様ありがとうございました。

またいつかお逢いできることを楽しみにしています。

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筆者:蜜月檸檬(みつげつ・れもん)

混浴温泉に魅せられて全国の秘湯をめぐっている混浴女子。ウェブサイト「混浴STYLE」を運営。混浴温泉情報を紹介しています。ライター、混浴温泉モデルも担当。混浴温泉でお会いした方とおしゃべりするのが好き。Instagram(@konyoku_style)Twitter(@konyoku_style)
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