東西でここまで違うとは... 「苦手な都道府県といえば?」地域別マップが興味深い
なぜか周辺地域から敬遠される広島
まずは各都道府県が選んだ苦手な地域を見てみよう。
一目瞭然、東日本は大阪、西日本は東京を苦手としているのが見てとれる。
東西の大都市が大半を占める中、意外にも票を集めたのが広島だ。岡山、島根、山口、愛媛など周辺地域に苦手と認識されている。東京・大阪の場合は、比較的離れた地域から苦手と思われている傾向が出たが、それとは正反対の結果だ。
なぜだろうか。広島出身の社員に心当たりがないか聞いてみると、
「広島は態度がでかいイメージがあるのかも。周辺地域に比べて、自分たちが一番偉いと思っている」
との意見が。もちろん、広島人がみんなそう思っているわけではないだろうが...。たしかに中国・四国地方では目立つ存在かもしれない。
また、福島では山口が最も苦手な県として挙げられている。やはり、会津藩と長州藩が対立した戊辰戦争(1868年)の影響だろう。とはいえ、2019年11月には山口・萩市長が会津若松市の公式行事に初めて参加しており、雪解けは近いのかもしれない。
このほか、千葉では京都を最も苦手な地域に挙げている。都道府県別では1県だけだが、全体で見ると京都を苦手としている人は多い。こちらについては次の表をご覧いただきたい。