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「風呂場を見せろ!」怒鳴り込んできた隣人と絶縁。この判断...正しかったよね?【ご近所トラブル大賞2019】

自己防衛おじさん//橋本鉄平

自己防衛おじさん//橋本鉄平

2020.01.01 17:00
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世の中に無数に存在するご近所トラブル。Jタウンネットの人気コーナー「実録!ご近所トラブル」で2019年によく読まれた記事をピックアップし、ランキング形式で振り返ろう。

それぞれのエピソードについて、「自己防衛おじさん(@tpyclub)」こと占い師の鉄平さんに独自の見解を聞く「ご近所トラブル大賞2019」。今回ご紹介するのは、2019年でもっとも読まれたマンションでの水漏れについてのエピソードだ。

まったく心当たりがないのに激しくクレームを言われた――。そんなご近所トラブルに自己防衛おじさんの回答は...。

1位は「『風呂場を見せろ』と怒鳴り込む無礼住人」

【1位】「『風呂場を見せろ!』と怒鳴り込んできた奥さん。あまりの無礼さに、もう絶縁を決めました」(都道府県不明・女性)

4月29日に投稿したこの記事は、賃貸マンションで起きたトラブルだ。

画像はイメージ
画像はイメージ

投稿を寄せたのは、Rさん(女性、都道府県・年齢非公開)。4階建て賃貸マンションの最上階にお母さんと住んでいたRさんだったが、ある日の入浴後、階下に新たに引っ越してきた一家の奥さんが、

「お風呂の水を溢れさせただろう!!」

と、いきなり怒鳴り込んできた。身に覚えもなく、状況を説明しても納得しない奥さんは、

「お風呂場を見せろ!」

と、さらに続ける。埒が明かないのでお風呂場と家中を見て回ってもらったのだが、もちろん、どこを探しても水漏れ箇所はない。そうこうしているうちに、階下の奥さんは言いがかりをつけたまま、謝罪の言葉もないままに去って行ってしまった。

翌日、大家と管理人が来て、状況説明と水漏れ修理の段取りの説明があった。

なんでも、真下の前居住者(高齢の男性)がお風呂などの水場を使用していなかったため、新たに入居した4人家族が普通に使い始めた途端、配水管の許容量オーバーとなってしまったのだとか。その影響で3階の天井と4階の床下の壁の中で水が溢れたのだそうだ。

水漏れの責任は、建物の所有者である大家の責任となり、真下の一家から請求はないとのこと。しかし、自宅での団らんの一時を邪魔された上に言いがかりをつけられたRさんは怒り心頭だ。すると、

「あんなご近所と、付き合いはしないから」

と、Rさんのお母さん。そうして、この件は終わりになったという。

自己防衛おじさんの言葉――自分なりに対応していく良いチャンス

思い込むことの恐ろしさを肌で感じたのではないでしょうか?

人は思い込むと周りが見えなくなり、その思い込みが合っていたのなら事なきを得る話ですが、間違っていた時にその人の本質、人間性が出ます。

今回のケースは相手の本性を先に知ることが出来たと思えば、その奥様や家族との今後の近所付き合いを、自分なりに対応していく良いチャンスを得たはずです。不快な思いは完全に忘れることはないですが、時間が気持ちを穏やかにしてくれることでしょう。

さらに、家は住まないとダメになると言いますが、使わないことでもダメージが発生することに驚かれたと思います。本来なら水回りは使用頻度が高いのでリフォームする際、優先順位は高くなりますが、今回のケースで水場を使わない場合もこのようなダメージが発生することを知ることが出来たわけです。

まれにみるケースで知った情報により、今後のご自身の住居のケアにも活かせることでしょう。

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