新大久保とは何もかも違う... 東京・小岩の片隅に存在する「小さなコリアンタウン」を歩く
「裏の通りが噂のコリアンタウンだよ。正式ではないけどね」
東京・江戸川区の大型パチンコ店で一服していた、おじいさんが口を開いた。
コリアンタウンと聞くと、流行に敏感な人であれば新大久保を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、K-POPやアリランホットドッグ(通称チーズドック)といった若者に人気なものだけがコリアンタウンを彩るわけではない。
東京都にはそのほかにも韓国色の強い町はあるようで...。例えば江戸川区の小岩には、韓国の食材を取りそろえる「BIG5」というスーパーを中心に、韓国料理の店が立ち並んでいる。
こちらをご覧いただきたい。
店内には、日本語の表記は少なく、食材のパッケージには韓国語がビッシリ。食欲そそる、どっしりとしたキムチに加え、棚に敷き詰められた様々な種類の乾燥麺は圧巻だった。いわゆる韓国人のための台所である。
飲み屋街の印象が強い小岩の変わった一面を垣間見たので、紹介したい。