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この世の光景とは思えない... 雲に覆われた湖上の鳥居があまりに神秘的すぎる

松葉 純一

松葉 純一

2019.12.16 06:00
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天気の良い日の明るい空の下で撮った写真も、それはそれでいいのだが、曇りの日の写真も、幻想的で味があるなあと、話題になっているのが、下のツイートだ。

投稿者の「saizou」さんは、「どこか他の世界に迷い込みそう感ある」とコメントしている。写真を撮りながら、自らそう感じてしまったらしい。危ない、危ない。そのまま帰って来れなくなった人もいるかもしれないので、要注意だ。

ツイッターには、こんな声が寄せられている。

「幻想的な風景でスゴイ」
「鳥居をくぐると神聖な世界に飛び込んでしまいそうですね」
「神が歩かれるのが見えたとしても疑問はないでしょうね」
「神の国...」

神秘的な何かを感じてしまった人々の共感を読んでいる。このツイートは、2019年12月9日に投稿され、3万を超える「いいね」が付けられ、いまも拡散中だ。

「曇りの日たのしいですよ」

滋賀県高島市にある白鬚神社の湖中大鳥居 saizou(@saizou4) さんのツイートより
滋賀県高島市にある白鬚神社の湖中大鳥居 saizou(@saizou4) さんのツイートより

この鳥居は、滋賀県高島市にある白鬚神社の湖中大鳥居だ。ここは全国にある白鬚神社の総本社とされている。琵琶湖畔に鳥居を配置することから、「近江の厳島」とも称されることもあるらしい。

社伝によると、創建は、垂仁(すいにん)天皇(第11代)の25年。倭姫命(やまとひめのみこと)によって社殿が建てられたとされている。約2000年前のことだ。「近江最古の大社」とも称されている。まさに聖地、パワースポットと呼ばれるにふさわしい古社と言える。

投稿者のsaizouさんは、別のツイートで、こうもつぶやいている。

「俺の名はsaizou。ちまたでは曇りぐらふぁーと呼ばれている」
「曇りの日の長秒けっこう好きです。 現地は曇っててさしてテンションはあがりませんがww」
「曇りの日が苦手だったのですが、撮れるようになってまた写真が楽しくなりました」
「曇りの日たのしいですよ」

「曇りぐらふぁー」と自称して、今のところ曇りの日にこだわっているようだ。もちろん、下記のツイートのように、曇り以外の写真も撮っている。撮影記録を掲載したブログも運営しているとのこと。

ちなみに白鬚神社の御祭神は、「猿田彦命(さるたひこのみこと)」。開運・招福など、さまざまな御神徳があるそうだ。曇りの日に素敵な写真が撮れたのも、ご利益だったのかもしれない。

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