この世の光景とは思えない... 雲に覆われた湖上の鳥居があまりに神秘的すぎる
天気の良い日の明るい空の下で撮った写真も、それはそれでいいのだが、曇りの日の写真も、幻想的で味があるなあと、話題になっているのが、下のツイートだ。
曇りの日の白髭神社はどこか他の世界に迷い込みそう感あると思います。 pic.twitter.com/njZqTeZKu4
— saizou (@saizou4) 2019年12月9日
投稿者の「saizou」さんは、「どこか他の世界に迷い込みそう感ある」とコメントしている。写真を撮りながら、自らそう感じてしまったらしい。危ない、危ない。そのまま帰って来れなくなった人もいるかもしれないので、要注意だ。
ツイッターには、こんな声が寄せられている。
「幻想的な風景でスゴイ」
「鳥居をくぐると神聖な世界に飛び込んでしまいそうですね」
「神が歩かれるのが見えたとしても疑問はないでしょうね」
「神の国...」
神秘的な何かを感じてしまった人々の共感を読んでいる。このツイートは、2019年12月9日に投稿され、3万を超える「いいね」が付けられ、いまも拡散中だ。
「曇りの日たのしいですよ」
この鳥居は、滋賀県高島市にある白鬚神社の湖中大鳥居だ。ここは全国にある白鬚神社の総本社とされている。琵琶湖畔に鳥居を配置することから、「近江の厳島」とも称されることもあるらしい。
社伝によると、創建は、垂仁(すいにん)天皇(第11代)の25年。倭姫命(やまとひめのみこと)によって社殿が建てられたとされている。約2000年前のことだ。「近江最古の大社」とも称されている。まさに聖地、パワースポットと呼ばれるにふさわしい古社と言える。
投稿者のsaizouさんは、別のツイートで、こうもつぶやいている。
「俺の名はsaizou。ちまたでは曇りぐらふぁーと呼ばれている」
「曇りの日の長秒けっこう好きです。 現地は曇っててさしてテンションはあがりませんがww」
「曇りの日が苦手だったのですが、撮れるようになってまた写真が楽しくなりました」
「曇りの日たのしいですよ」
「曇りぐらふぁー」と自称して、今のところ曇りの日にこだわっているようだ。もちろん、下記のツイートのように、曇り以外の写真も撮っている。撮影記録を掲載したブログも運営しているとのこと。
夜とかもいいですよね pic.twitter.com/znLPIIM8sG
— saizou (@saizou4) 2019年12月10日
ちなみに白鬚神社の御祭神は、「猿田彦命(さるたひこのみこと)」。開運・招福など、さまざまな御神徳があるそうだ。曇りの日に素敵な写真が撮れたのも、ご利益だったのかもしれない。