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お風呂のサイズが逆ゥー! ツッコミどころしかないカピバラ親子の入浴姿がこちら

笹木 萌

笹木 萌

2019.12.07 11:00
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カピバラも温泉が大好き?

Jタウンネットは2019年12月6日、埼玉県こども動物自然公園に、その時の状況について詳しい話を聞いてみた。

カピバラの担当者によれば、桶風呂はカピバラたちが入りたい時に入るもの。普段は、大人のカピバラは大きい桶にしか入らないという。

写真のカピバラは、親が4歳の心音(ここね)ちゃん、体長約90センチ、体重約50キロ。子どもが1歳のセリナちゃん、体長約60センチ、体重約20キロだ。この日、親カピバラが小さい桶に入った理由について、担当者は、

「この時は、先にこどものカピバラが大きい桶に入ってしまった為、余っているのが小さい桶だけになってしまいました。この際、大人のカピバラがどうしても桶に入りたかったのか、無理にでも小さい桶に浸かりに行ったことでこのような状態になりました」

と説明している。

このような状況はカピバラの気分やタイミングでたまに起こるとのこと。桶風呂は打たせ湯のお湯を桶に溜めているため常に温かいく、特に寒い日に人気だという。

心温まる光景だが、ツイッターでは「桶を2つとも大きくすればいい」との声もあがっている。

しかし担当者によれば、これはかつて牛や馬のエサ入れとして使っていた桶で、古くなって使わなくなったものを再利用したもの。桶風呂として試しに置いてみたところ、カピバラたちが入るようになり、今では人気の光景になったという。他にお湯をためる桶がないため、これらを使っているそうだ。

カピバラが温かい湯船に入りたがる理由について、担当者は、

「もともと温暖な地域に生息している動物のため、日本の冬の寒さは苦手です。そのため寒い日にお湯に浸かるのは、寒さを凌ぐのに適しており、心地よいみたいです。

また、水の中を泳ぐのも得意な動物のため、お風呂の気持ち良さを一度知れば、その後はためらいなくお湯に浸かってくれます(カピバラの気分次第ですが)」

と話している。

埼玉県こども動物自然公園では、人間さながらぬくぬくとお風呂で温まるカピバラたちを、足湯に浸かりながら見ることができる。運がよければ、小さい桶にギュウギュウになって入るカピバラにも出会えるかもしれない。

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