4杯飲んでも500円! 大阪・梅田の「日本酒が出る蛇口」が完全に酔わせにきてる
日本酒好きの皆さんに朗報だ。
2019年12月5日、新潟県関西情報発信拠点「新潟をこめ」が、大阪・梅田の地下街「ホワイティうめだ」の扇町ゾーンにオープンする。
それに伴い登場するのが、日本酒が出る蛇口「蛇口から日本酒」だ。
「○○が出る蛇口」シリーズといえば、愛媛のみかんジュースや岡山の桃ジュースがすでに知られているが、まさか日本酒まで出てくるとは...。酒好きならば一度はひねってみたい夢のような蛇口が12月5日~29日の期間限定でついに誕生する。
ツイッターではオープン前からすでに話題になっており、
「お酒が飲めると思ったか?違う、これはお酒に飲まれるやつだ...」
「大して飲めないんだけどおもしろい」
「行ってみたいです。列車なら大いに飲めます?」
といった期待の声が寄せられている。
気になる銘柄は...
新潟県大阪事務所の担当者は、「蛇口から日本酒」設置の狙いを以下のように話している。
「関西の方々に、気軽に新潟の美味しい日本酒を楽しんでいただきたいと思い、リニューアルオープン記念として設置いたしました。食を中心とした新潟の魅力を知っていただき、新潟にも足を運んでいただければと思っております」
蛇口は週替わりで4種の日本酒を提供。担当者によれば、銘柄は(1)加賀の井 本醸造(糸魚川市)、(2)鶴齢 純米酒(南魚沼市)、(3)越後鶴亀 純米酒(新潟市)、(4)金鶴 普通酒(佐渡市)になるという。
料金は1杯券が200円、4杯券を買うとオリジナルおちょこが付いてきて500円になる。つまり、2杯で400円、3杯で600円、4杯(+おちょこ)でなぜか500円になるということ。4杯飲むことで1杯あたりの料金が半額近くになるという、なんとも飲ませ上手な蛇口だ。
券は期間中であればいつでも使えるので、友人と行っても良し、4種の日本酒を一人で飲みに行っても良しというわけだ。
期間終了後の販売は、現時点は予定していないとのこと。しかし担当者は「反響次第で再開できればと思っております」しており、もしかしたら2020年もお目にかかることができるかもしれない。
「新潟をこめ」では日本酒の蛇口のほか、特産品の販売、飲食カウンターでのおにぎりの提供、観光情報の紹介を行っている。