ハロウィンなんて目じゃない? 京都「一条百鬼夜行」に集った妖怪がガチで怖すぎる
「百鬼夜行」をご存じだろうか。深夜、群れ歩く鬼や妖怪のことだ。例えば、上の写真のように......。平安時代から室町時代にかけて、「今昔物語」「宇治拾遺物語」など数々の説話に登場した。舞台は、主に京都である。
2019年10月19日、次のようなツイートが注目を集めた。
我が地元で年に一度開催される妖怪パレード。かつての百鬼夜行の舞台とされる通りだけあって、妖怪ウォッチなんて甘いものではなく本物志向。大人の方が楽しめるかも知れない。泣き叫ぶ子供もおります...笑#一条百鬼夜行 #モノノケ市 #大将軍商店街 #京都 pic.twitter.com/xXqcuD9sgl
— Keiichiro Yasugi / 矢杉佳一郎 (@KeiichiroYASUGI) 2019年10月19日
写真には、怖すぎる妖怪たちが捉えられている。写真家の矢杉佳一郎さんが撮影した力作ぞろいだ。「我が地元で年に一度開催される妖怪パレード」と紹介されている。10月19日夜、京都市上京区の大将軍商店街で行われた、「一条 百鬼夜行」の様子である。
ツイッターにはこんな声が寄せられている。
「どの写真も人ならざる者の妖気を感じる気がします...素敵です...!」
「さすが京都。怨霊が蠢いている」
「凄い!京都の本気を見たっ」
「ハロウィンもこのくらいのクオリティで一列に並んでやってたら不快にならないのにな」
それでは、写真をじっくりご覧いただきながら、矢杉さんからお聞きした話をご紹介しよう。