「『足音がペタペタうるさい』と怒鳴り込んできた隣人。さすがに神経質すぎると思ったら、やっぱり...」(大阪府・30代女性)
数多くのご近所トラブルの原因となってきた集合住宅での騒音問題。特に子供が立てる音をめぐってのトラブルも多く、周囲の迷惑にならないよう気を揉んでいる家庭も少なくないかもしれない。
大阪府のマンションに家族4人で住むYさん(30代女性)は、下階の住人から「子供の音がうるさい」と何度も苦情を入れられたことがあったという。その度に申し訳なく思い、真摯に謝罪していたYさん。しかし、繰り返し寄せられる苦情に、だんだん違和感を抱くようになって...。
毎日のように苦情を言いに来る下階住人
下の階の住人との騒音トラブルです。引っ越した当日に下階に挨拶に行くと、
「よく挨拶に来てくれた。昨日からドタドタとうるさくて何事かと思っていたので、注意しに行こうと思っていた」
と言われました。
話を聞くと音が響きやすいマンションらしく、私達の前に住んでいた住人がかなりうるさくて困っていたとのことでした。家族4人で引っ越したので、子供がいる旨を伝えて今後は気をつけますと言って挨拶を終えました。
翌日、インターフォンが鳴ったので、出ると下階の住人が立っていました。
「申し訳ないんやけど、子供の足音がペタペタ響いているので静かにしてもらえない?昨夜もうるさくて気になって」
と言うのです。
子供達は幼稚園児と3歳児で、走り回ってドタバタしないように気を付けていたのですが、歩く音もそんなに響いてうるさいのかと反省し、謝りました。
すると、この日から毎日のように苦情を言いに来るようになったのです。ある時は、口に食べ物が入ったまま我が家に苦情を言いに来たこともありました。
「夜もうるさくて眠れないので睡眠薬を飲んでいる」「毎日頭痛がする」など、苦情の内容もひどくなります。廊下やフローリングすべてにカーペットを敷いてほしいとの要求もされました。子供がいるのでこちらも申し訳ないと思い、その度謝っていました。
しかし、子供がじっと座っている時や、家族で食事中の時もうるさいと苦情を言いに来るので、さすがにおかしいと思い、管理人さんに相談に行くことにしました。
すると、下階の住人が原因で私達の部屋はすぐに人が出ていってしまうとのこと。相手にしないで、もしひどいなら管理人さんが対応すると説明されました。
その後、苦情がひどくなり、管理人さんに対応してもらうとしばらくは訪ねてこなくなりましたが、定期的に来ていました。子供達が走ったりしないように気を付けながら、気にしないで過ごすようにしていると来なくなりました。
子供がいると気を付けていてもうるさいものですし、こちらも非があるとは思いますが、さがにひどいと思ってしまいます。
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