DA PUMPもお気に入り! 話題の群馬ソング「焼きまんじゅうのうた」の中毒性がすごい
「抜けへんw」「クセになる」
TOMOさんは3月にも同様に焼きまんじゅうのうたに合せて踊っている動画をSNSに投稿している。どうやら、よほど気に入ったため、他のメンバーにもおすすめしていたようだ。
このご当地ソングは、アップテンポなリズムに合わせて焼きまんじゅうがどういったものか、また歴史について歌い上げる。ライブでは「やーきやーき、焼きまんじゅう」のコール&レスポンスも行われるようで、ちょっと独特な盛り上がりを見せるようだ。
何度も聞いていると、独特のフレーズが頭から離れなくなってしまうから不思議だ。ネット上では「抜けへんw」「クセになる」といった声が相次いでいる。
気になる焼きまんじゅうのうたを制作したのは群馬県内を中心に活動している社会人4人アカペラグループ「騒戯屋☆歌劇団」だ。グループの代表・鶴田雅士さんは5月30日、Jタウンネット編集部の取材に応じ、今回話題になったことについて、
「正直ビックリしています」
と感想を漏らした。
上里SAでは3年前から流れていたということで、かねてより「耳に残る」との声はあったが、まさかの「共演」に驚いているという。DA PUMP メンバーとの面識はなかったとのことで、「去年は自分の子どもも『U.S.A.』で踊っていました」と懐かしんだ。
歌自体は2009年に制作したもの。アカペラグループということで、当時はアレンジやカバーが多かったが、メンバーの間で「オリジナル曲も持っていたい」との話になり、制作に取りかかった。
「よくスーパーで流れている『お魚のうた』のように、キャッチーで耳に残り、でもくだらないものを作りたいと思っていました」(鶴田さん)
「やーきやーき、焼きまんじゅう」との印象的なフレーズがまず始めに頭に浮かんだという鶴田さん。日本のヘヴィメタルバンド「セックス・マシンガンズ」が愛媛の名産物・みかんについて歌った「みかんのうた」にインスピレーションを受け、「せっかくなら地元の名物を」ということで焼きまんじゅうになったそうだ。
鶴田さんは、焼きまんじゅうのうたはグループにとって「名刺代わり」だとして、
「歌をきっかけとして、群馬の焼きまんじゅうを色んな方に知ってもらえれば。群馬の人には焼きまんじゅうをもう一度見直してもらいたいと思っています(笑)」
と語る。今後については引き続き仕事の傍らライブ活動を中心に行っていくそうだが、
「DA PUMPからオファーがあれば...」
とポツリ。群馬の焼きまんじゅうを広めるため、テレビ出演の野望があるという。
現在、焼きまんじゅうのうたは「iTunes Store」や「レコチョク」などで配信中。一度聴いたら病みつきになるあのフレーズをぜひ聞いてもらいたい。