アニメで号泣→コンタクト落下で「絶望」 「聖地巡礼が台無しに...」落胆する記者に、救いの女神が現れた
2019.05.22 10:30
提供元:シンシア
気を取り直して、「聖地巡礼」スタート
さて、気を取り直して改めて聖地巡礼だ。
まず訪れたのは作中にも登場した旧下士官兵集会所。旧海軍の集会や宿泊施設などとして使われてきた場所で、現在は聖地巡礼に来た人にもわかりやすいよう外壁が「この世界の片隅に」仕様になっている。
旧下士官兵集会所から歩いて数分のところには、旧海軍病院前の階段がある。
階段自体は現存しているが、現在は通行禁止になっている。せっかくなので階段の前で記念撮影してみた。
続いて訪れたのは、三ツ蔵(旧澤原家住宅)。作中でも主人公のすずが、建物の前を横切るシーンが何度も登場する。
作中のシーンを再現してみるとテンションが上がってくる。物語の世界の住人になった気分だ。
三ツ蔵からしばらく坂を上っていくと、すずが使っていた「辰川バス停」がある。
急な坂を上ったところにある辰川バス停。観光地として整備されているわけではないため、ここより上には訪れることができない。「この世界の片隅に」の片渕監督も自身のツイッターで「物語の舞台を訪れる人は、辰川バス停より上には入らないようお願いします」と注意を呼び掛けている。
聖地巡礼が一段落し、歴史の見える丘を訪れた。丘から眺めてみると...
軍港として栄えた呉を支える造船所を一望できる。「大和のふるさと」との文字も見え、感慨深い思いにとらわれてしまう。