まるで合成?岐阜城のバックに「巨大満月」 話題の幻想写真、その撮影方法は...
2019.05.15 20:00
岐阜城のバックにぽっかりと浮かぶ大きな月。あまりの美しさに、ツイッターでは称賛の声が相次いでいる。
撮影の秘密は「距離」
撮影したのは岐阜県在住の小林淳さん。建築士の傍ら撮影活動を行っており、昨年は岐阜市との共催で写真展や、個展を開催した経験がある。2019年5月12日、それぞれ別の日時・場所から撮った岐阜城と月の写真を計4枚投稿し、注目を集めている。
いったいなぜ、月が大きく見えるのか。その理由について小林さんは、
「月が大きいわけではない。対象物の城を小さく写すから月が大きく見える。月はどこから見ても(撮っても)同じ大きさだが、岐阜城は離れれば小さくなる。月を大きく撮るには、城から離れて撮るってわけ。撮影ポイントから岐阜城までの距離」
とツイートで説明している。
以下に並べた写真を見ると、確かに岐阜城から離れるごとに月が大きく見えるようになっている。
ほかのユーザーからは、
「これってどうやって撮ってるんだろうとずっと疑問に思っていましたが、そういうことだったのですね」
「こういう感じの絵を見て『月がこんなに大きいわけない』と思ってましたが写真でもこのように撮れるんですね。認識不足でした」
「月の大きさよりも、クレーターの窪み形がハッキリと分かるのが凄い」
といったリプライ(返信)が寄せられている。そのほか、人気漫画「ドラゴンボール」の元気玉のようにも見えるなどとして、面白がるような反応も目立っていた。