愛する妹からの手紙、200円でゲット!? 「男子の妄想」具現化したガチャガチャに注目
夜中のテンションで代表自ら考案
Jタウンネット編集部は2019年5月9日、話題のガチャガチャを企画したカプセルコーポレーション代表取締役の江遠秀彰さんに話を聞いた。企画の意図について、
「うちのオリジナル商品なんですけど、先行の『ききからの手紙』と別タイトルで同じようなものを作りたいと企画しました」
とのこと。社内会議では「お姉ちゃんからの手紙」なども挙がったが、16年に「妹からの手紙」が商品化するようになったという。全6種類の文面はなんと江遠さん自ら考案したものだそうだ。
「夜中のテンションで書いたんですよ(笑)。『ききからの手紙』もそうだったのですが、こだわりは女性による手書きということです」
江遠さん考案の文面を20~30代の女性に分担して手書きで書いてもらい、カプセルに詰めたそう。
「推定6000~7000は書いているはずです。本当は全国に卸したいんですけどね...」
話題のガチャガチャは先述のカプセルハウス大須店など数店舗においてあるが、手書き作成のため全国展開は難しいという。
今後は遠方のお母さんからの手紙を想定した「お母さんからの手紙」という新商品も検討しているそうで、ますます目が離せなくなりそうだ。
「いまはLINEですべてが済んでしまう時代ですから、あえて手紙としました」
思いを込めて書かれた手紙。たしかに、書くのは面倒で誤字脱字も直せない。
しかし、そうだからこそ、書かれた時の熱量や思いを手紙に込められるのだろう。ユニークなガチャガチャを通して手紙のよさを再確認できるかもしれない――。