「隣室のカップル、毎晩毎晩『あの声』がうるさすぎ。大家に注意してもらったら、予想外の展開に...」(兵庫県・40代女性)
「マナーを遵守し、静かに生活を送っていただけなのに...」
最上階の角部屋で一人暮らしを満喫しようとしていた20代後半の頃のことです。ある日、隣に同じくらいの年代の男性が引っ越してきました。
その3か月後、男性は週末になると恋人を呼び、隣室はラブホテル化してしまいました。壁も薄く、シャワーの音まで聞こえるため、なにをしているのかが丸わかりの部屋は耐えられません。大家に静かにするよう注意してもらいました。
しかし、問題行動はこれだけではなく、たばこを吸う際にベランダに出ることです。今では一般的にトラブルとして捉えられていますが、いまから15年前の当時は一切世間の理解がなく、当たり前の行動の範囲だとして私が大家から注意を受ける羽目になりました。
一応、言うことは言ってくれたようではあったのですが、今度はキッチンの換気扇を回しながらたばこを吸い始め、私の部屋の換気扇からたばこの臭いが漂ってきて充満するようになりました。
これを大家に言うと、
「そんなことはこれまで一度も聞いたことがない。あなたの思い込みだ」
と反論されました。
そうこうしている内に居心地が悪くなったのか、隣人の男性は引っ越していきました。後から入ってきたのは全身に入れ墨が入った外国人で、またしても騒音に悩まされるようになりました。
それを大家に言うと、そんなに文句があるなら部屋から出て行ってくださいということが書かれた警告が封書に入って届きました。
電話で大家に詳細を尋ねると、
「あなたが文句を言うから誰も隣を借りなくなって困る」
との返答です。
私はマナーを遵守し、静かに生活を送っていただけなのに納得がいきません。