牛肉の「A5ランク」って、何を基準に決めているの?
2019.05.04 08:00
スーパーで売っている肉は何ランク?
日本食肉格付協会の話によると、牛肉のランクは、歩留まり(肉の量)でA、B、Cの3つ、肉質で1~5の5つとランクがあり、全部で15種類あるそうです。
歩留まりとは、1頭からとれる赤肉の量で、つまりロース面積、ばらの厚さが大きく、皮下脂肪の少ないものが赤肉が多いAランクの肉ということになります。
肉質の等級は霜降り度合いによって決められ、写真のカードと照らし合わせながら見ています。
しかし、実際は、この二つの項目以外にも、色や肉のキメ、脂肪の光沢も見ながら総合的に判断するそうです。
この日、競りにかけられていたA5ランクの能登牛プレミアムは1頭175万円で競り落とされていました。
A5ランクというと、手が届きそうにありませんが、実際にスーパーなどで売られているお肉はA3~4のものが多いそうです。
A1~2は、精肉としては出回らず、加工肉となることが多いそうです。
そして、B、Cランクのものも実際は皮下脂肪を切り落として販売しているので、実際はAランクのものとさほど変わらないのだとか。
でも実際にA5ランクのお肉を食べ比べてみたいものですね。
(ライター:りえ160)