ひとなでするだけで、ネコが至福の表情に...! 話題の「ねこじゃすり」開発秘話
猫の舌のザラザラ感が似ている?
実は呉市仁方は、江戸時代からやすり産業が発展し、全国で生産量トップのシェアを誇るやすりの町。
やすりの面で猫をなでると、猫がとても気持ちよくなるのだそうです。なでられた猫は何とも嬉しそう。このねこじゃすりを使い、猫をなでる動画がSNS上で話題となり、2018年のグッドデザイン賞も受賞しています。
しかし、誕生には意外な事実が。もともとは、野菜を削ったり、皮をむいたりする野菜用のやすりとして開発を行っていたということです。
ところが失敗してしまい、試しに試作品で猫をなでると嫌がらなかったため、ペット用のブラシとして開発し、完成したのが「ねこじゃすり」。
やすりなので、ねこじゃすりで人の肌をこすると少し痛いのですが、猫にとっては舌のザラザラ感が似ているので気持ち良いのではないか、ということです。
呉市発祥の「ねこじゃすり」。本来は野菜用に開発していた、というのも驚きです。
(ライター:tama35)