「ほぼ初対面の隣人から、急に『自作アクセサリー』のプレゼント...。ちょっと、気持ち悪くないですか?」(東京都・30代男性)
アクセサリーをプレゼントしたいんです――。ある日、ほぼ交流のないお隣さんから、そんなことを急に言われたら、あなたはどう思うだろうか。
今回のご近所トラブルは、実際にそうした体験をしたというTさん(東京都・30代男性)のエピソードだ。善意によるものとはいえ、あまりに突然すぎる申し出に、Tさんは少し引いてしまったという。
「距離感の違いに戸惑ってしまいました」
2年ほど前の話です。現在も住んでいる賃貸アパートの部屋の右隣は1年ほど空き部屋だったのですが、そこに年齢にして30~40代くらいの女性が引っ越してきました。
引っ越してきてすぐに挨拶をしていただき、その時は特に悪い印象はありませんでした。ただ、ネコを2匹ほど飼っているので夜中に少しネコが走るかもということは言われました。
数日後、突如インターホンが鳴り、出てみるとその女性が立っていました。話を聞くと、挨拶をした時に、我が家に子供がいることに気付いたらしく、自作のアクセサリーをプレゼントしたいと渡してきたのです。
女性は「アクセサリーの制作で生計を立てている」というようなことを言っていました。ですが、正直隣人とそれなりに距離を置いて生活したいと考えている私にとって、紹介もしていない我が子にインターホンを鳴らして物をくれようという、その距離感の違いに戸惑ってしまいました。
きっと悪い人ではないのだろう、とは思いましたが、なんとなく面倒臭そうな人という予感も同時にしていました。
その後廊下で女性に会うと、深夜の我が家の椅子の音が気になるということを言われました。たしかに、私は深夜まで起きていることが多いのですが、音には注意して生活しているつもりでした。
次に会ったときには、「あの音は下の階の人のものだった」「(下の階の人に)話をしているが聞き入れてくれない」と言っていました。
私には誰が悪かったのか、本当に騒音はあったのか、彼女が異常に神経質だったのか、結局わかりませんでした。彼女は引っ越してわずか数か月でまた引っ越してしまったのです。
それ以来、念のためさらに音には気をつけて生活しています。
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