「勝手に家に上がり込み、冷蔵庫を漁る娘の友達。いったい、どんな教育をしているの!?」(北海道・30代女性)
小さい頃、友だちと遊ぶ時にお互いの家を行き来して遊んだことがあったはず。子どもとしては「ずっと遊んでいたい!」と思うかもしれないが、それぞれの家庭の都合もある。親としては、早く帰ってほしいという日もあるだろう。
今回紹介するのは、北海道に住むSさん(30代女性)の娘の友人をめぐるご近所トラブルだ。よく、娘と遊ぶため自宅へ来ていたのだが、徐々に行動がエスカレートしていって...。
今日は遊べないと言ったのに...
小学校1年生の娘のクラスに女の子の転校生が来ました。面識はありませんでしたが、夫同士が同じ会社で、同じ社宅に住むことになりました。近くに知り合いもいないということで、娘と一緒に登下校をしていました。
転校から2か月くらい経った時のことです。その子のお母さんとも連絡先を交換して順調だと思っていたのですが、放課後になると約束もしていないのに、その子が突然我が家に来ることが。さらに、「今日は遊べない」と娘が言ったのに来てしまうこともありました。
最初は私が促すと素直に帰っていたのですが、徐々に遊べない理由をとことん聞かれるようになりました。いくら説明してもなかなか帰ってくれないので、その子のお母さんに連絡して迎えに来てもらったこともありました。
次第にエスカレートして行き、玄関の鍵を締め忘れていると、チャイムも押さずに勝手に居間まで上がり込んで、「喉が渇いた」と冷蔵庫を開けるようになりました。ときには鍵を持っていなくて家に入れないというので我が家で待たせたこともありましたが、そのお宅から連絡は一切なく、子どもとコミュニケーションが取れていないことに気付きました。
本当は相手のお母さんに直接言いたかったのですが、夫から止められました。社宅でのトラブルは夫の出世にも影響するので、もめ事を起こしたくないという気持ちからです。
ひとまず、担任の先生に相談したのですが、先生は本人同士か親同士で解決するようにとしか言わず、アドバイスをもらうこともできませんでした。
その後も度々我が家に来ては、「こんにちは」「お邪魔します」「お邪魔しました」などのあいさつもなく、週に1回遊びに来る状態が数ヶ月続きました。いよいよ困り、私が自宅で仕事をしていることを理由に外でなら遊んでもよいことにすると、もう家には来なくなりました。
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