「栃木の魅力?あるんだな、それが」 あの名言がアニメで復活!?「とちテレ」広告が話題に
「Q.栃木の魅力は?」
「ないんだな、それが」
2008年に放送されたニュース番組の街頭インタビューにて、栃木の魅力を聞かれたリーゼント頭の青年。画像のように屈託のない笑顔で「ないんだな、それが」と言ってのける姿が、これまでネット上ではネタ画像として愛されてきた。
「ないんだな、それが」氏が街頭インタビューを受けてからはや10年以上の歳月が流れた。そんな2019年某日、Jタウンネット編集部は宇都宮市の「オリオン通り」にかつての彼を思わせるこんなものが掲出されているとの情報を入手した――。
栃木のご当地アイドルが再現
「Q.栃木の魅力は?」
「あるんだな、それが」
かつての街頭インタビューをオマージュし、栃木のご当地アイドルユニットとして設定されたアニメキャラ「まろに☆え~る」がインタビューに答えるようにしているビッグフラッグ。こちらは5月4、5日に開催される「とちてれ☆アニメフェスタ!」を紹介したものだ。
ネット上では「最近の子にこのネタ伝わるん?」との声が上がり、注目を集めている。
「とちてれ☆アニメフェスタ!」を運営するとちぎテレビは4月25日、Jタウンネット編集部の取材に応じ、話題になっていることについて、
「正直ビックリしました。企画会議で『今年はネタ系で攻めよう!』となって『栃木県のネタといえばコレでしょ!』って感じで生まれたのがコレでした」
と回答。ビッグフラッグは2013年からイベントの度にオリオン通りに掲載しているとのことで、驚いているようだ。中心市街地の活性化や通行者へのイベント開催告知のために制作されたものだという。
担当者も「まろに☆え~るの3人の個性も表現された良いデザイン」と完成度の高さに自信をのぞかせた。
「まろに☆え~るが栃木県を知るキッカケになればうれしいです。これを機にアニメフェスタへ遊びに来てください。たくさんのご来場お待ちしております。会場で実物をご覧ください!」
ゴールデンイベント中に開催される「とちてれ☆アニメフェスタ!」。「ないんだな、それが」とは言わせない確固たる栃木の魅力になるか。気になる人はぜひ足を運び、確かめてもらいたい。