もしも「翔んで埼玉」の京都版があったら... 「嫌味全開」妄想ストーリーに反響
大ヒット映画「翔んで埼玉」。埼玉県民がひたすら虐げられる様を面白おかしく描いた怪作だ。
虐げられる側である埼玉県でもヒットするなど、特定の地域をディスる作品にしては、思いのほか愛された作品だったと言える。
だが、原作者の魔夜峰央氏は、 映画公開前のJタウンネットのインタビューで、こんなことを言っていた。
「『翔んで京都』とか『翔んで兵庫』なんてとんでもないですよ。何されるか分かんない」
あれだけの作品を作っておきながら、このコメント。しかし、ツイッターでは勇猛果敢にこのネタに挑んだ勇者がいた。
「翔んで京都」の世界観は...
仮想「翔んで京都」
— 山下238 (@Yamashita238) 2019年4月20日
・京都住人がそれ以外を差別しまくる。
・んが、京都言葉なのでセリフと画面が噛み合わない。
・例
「奈良県からようこそいらっしゃいました。さて困ったわお口にあう料理を用意する自信がありません」
訳すと
「奈良県人にはそのへんの草でも食わせておけ」
こちらは山下238(@Yamashita238)さんの投稿。魔夜さんも恐れた「翔んで京都」の構想を披露している。
「翔んで埼玉」では、埼玉人が東京都に虐げられていたが、こちらでは逆。京都が奈良をディスりまくる。
作品のハイライトとも言える「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」のフレーズは、直接的な言い方をしない京都人を皮肉ってか、
「奈良県からようこそいらっしゃいました。さて困ったわ お口にあう料理を用意する自信がありません」
と高度な言い回しに変貌している。
山下238さんはこれだけに留まらず、以下のような考えも示した。
「翔んで京都」
— 山下238 (@Yamashita238) 2019年4月21日
「東京からようおこしやす」
↓
「何しに来やがったとっとと金だけ置いて帰れ」
「嵯峨にお住まいで?」
↓
「洛中に来るな。帰れ。」
「翔んで京都」
— 山下238 (@Yamashita238) 2019年4月22日
・主人公の目的は応仁の乱セカンドシーズン
実際にできたらどうなってしまうのか――埼玉のような笑い話では済まない気もするが、それ以外の地域では大ウケしそうだ。
リプライ(返信)欄には
、関西では有名な「京都はイケズ」を端的に表しているwww
— 仕付け人 (@situkenin) 2019年4月21日
実際こんなんですし(ワシ大阪出身)
京都府民「漫画の神様、手塚治虫!出身地対決できたか...!」
— AobaYuyアオバ・ユイカネナクション犬属 (@AobaYuy) 2019年4月21日
兵庫県民「あれは!タツノコプロ創設者の吉田竜夫...!嫌いじゃない」
まで想像出来ましたw
ヨドバシ京都が廃墟になってそう...
— もこみちぇんポムじいさん (@youki_1124) 2019年4月21日
といった反応が寄せられている。
あなたの地域の「翔んで○○」募集します
ある地域のローカルネタをギャグに昇華できるのは埼玉たけではないはず。他県民からであると嫌味になりかねないものの、自分の住んでいる地域なら自虐にできる――なのに、埼玉だけズルいと思っている方も多いだろう。
そこでJタウンネットでは、あなたの地域の「翔んで○○」を募集します。こちらのメール(toko@j-town.net)に、具体的なエピソード、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。