2019年4月8日、1台のスマートフォンが大阪の大動脈を麻痺させる珍事が発生した。 大阪メトロ御堂筋線で、8日夜に一時全線が運転を見合わせるトラブルがあったが、その原因となったのがスマホだったのだ。いったい、現場では何が起きていたのか、詳細を大阪メトロに取材した。 スマホが扉に挟まれただけで、電車が止まる?(モロシさん撮影、Wikimedia Commonsより) 広報担当者「経験上初めてです」 大阪メトロによると、トラブルが起きたのは御堂筋線本町駅で、発生時刻は8日18時28分頃。 発端は、乗客のスマホが戸袋に引き込まれてしまったこと。これを戸袋から取り出すことができず、やむなく本町駅でこの列車の運転を打ち切って車庫に回送。この影響で、14分ほど全線で運転を見合わせる事態になった。 なお、肝心のスマホについては9日13時の取材時点でもなお、「取り出せていません」とのことである。取材に応じてくれた担当者も、 「お客様の手が引き込まれたりや、カバンが扉に引き込まれたということはありますが、スマホが引き込まれたというのは経験上初めてです。異動して8年になりますが」 と困惑と驚きを露わにしていた。 大阪の地下鉄ナンバーワンの輸送人員の御堂筋線、その帰宅ラッシュを1個のスマホが麻痺させた。ということで、巻き込まれた他の乗客も驚いていた。 スマホが扉に挟まって取り出し中@御堂筋線てどゆこと????— kαzunαri (@cerezo_number8) 2019年4月8日 なんか本町で扉の戸袋部分にスマホが挟まって扉が閉まらなくなったんだと...┐(´-д-`)┌しかもその電車に乗ってた人全員降ろされて、次の電車に乗れってなったんだと... そんな次の電車の女性専用車両にいたアカウトがこちらです。圧死するかと思ったし、ジョジョ立ちになって腰痛だわ#御堂筋線— 火澄 (@kasumimakoto) 2019年4月8日 御堂筋線を止めたスマホは事故から丸1日近く経っても戸袋から取り出せていない。注意すべきは「歩きスマホ」だけではないようだ。皆さんも電車に乗る時は、くれぐれもスマホの扱いに気を付けられたい。