これは分かりにくい... 「デザインの敗北」喫したトイレマークが話題
とあるトイレの男女マークが、思わぬ注目を集めている。デザインがあまりに斬新すぎて、
「どっちが男性用でどっちが女性用なのか、一目では分からない」
というのだ。
いったい、どんなデザインなのか。さっそく、こちらの投稿を見ていただこう。
トイレの男女マーク。デザインの敗北を見た pic.twitter.com/Oww1jmR1xF
— カルマおじさん@西2あ72a (@konoe_lal) 2019年3月7日
こちら、ツイッターユーザーのカルマおじさん(@konoe_lal)さんが投稿したもの。「デザインの敗北」と指摘している通り、それぞれのマークの下には「男性」「女性」と書かれたテープが。これでは、せっかくのお洒落なデザインが台無しである。
現場に行ってみた
いったい、どれほど分かりづらいのか。Jタウンネット編集部は2019年3月14日、このトイレがある東京・恵比寿へと向かった。現地で撮影したトイレマークの写真がこちらである。
実はこの男女マーク、男性用は「青」、女性用は「赤」で色分けされていた。とはいえ、現場周辺はけっこう暗めで、一方トイレの照明は明るいので、必然的に逆光のような状態になる。
もともとのマークが斬新なデザインをしているので、色が見づらい状態だと解読は困難。実際、間違える人はかなり多いのか、男女を示す「テープ」が貼られているのは一か所だけではなかった。
ただ、色が分かれば男女の違いはハッキリ。実際、天井の近くにあるマークは分かりやすかった。とはいえ、これがトイレを示すマークかどうかは、パッと見では分からないかもしれない。
いったいなぜ、こんな分かりづらいデザインになったのか。Jタウンネットは、このビルの事情に詳しい関係者に話を聞いたが、
「もうずっとこのデザインです。正直、分かりやすくはないですよね。3~4年前からシールも貼られていて、たまに新しいものに貼り替えられています。詳しい事情は、ちょっと分からないですね」
とのことだった。