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愛媛県民は「オレンジ色」の自転車に乗らない? 車体カラーの地域差が興味深い

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.03.01 18:00
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北海道や東北地方では、青い自転車に乗る人が少ない――。そんな調査結果を、自転車専門の通販サイト「cyma-サイマ-」が発表した。

2013年のサービス開始から5周年を迎えたサイマ。その間の販売実績を分析したところ、こうした傾向が出たのだという。そのほかにも、自転車のカラーリングには、地域によって異なる傾向があったようで......。

全国の人気カラー1位は?

19年2月8日に発表された今回の調査結果。13年12月25日~18年12月24日までの期間、自転車のカラー別の販売傾向を分析している。日本最大級の自転車通販サイトと呼ばれるサイマだけに、サンプル数も膨大だろう。

まず、冒頭にも挙げた青い自転車について。購入率のワースト1位が北海道、2位が岩手県、3位が広島という結果となった。逆に、トップ3はすべて九州・四国地方。こうした点についてサイマ側は、

「やはり寒い地域では冷たさを感じさせる寒色系カラーは避けられているといえるのではないでしょうか」

と分析している。

赤・ピンクの販売傾向も特徴的だ
赤・ピンクの販売傾向も特徴的だ

また、「オレンジ」の購入率は1位が長崎、2位が大分、3位が鹿児島。ワースト1位は、みかんの生産量が多いことで知られる愛媛県。2位も同じく、みかんの名産地として知られる和歌山だった。

こうした傾向についても、サイマ側は次のような分析をしている。

「愛媛県では、鉄道やバスなどの交通機関でみかんをイメージさせる『オレンジ色』の車両が使われているようなので、自転車だけは別のカラーにしたいという人が多いのかもしれません」

ちなみに、全国での人気順は以下の円グラフで示した通り。

シンプルな「白」「黒」がツートップ
シンプルな「白」「黒」がツートップ

どちらかというと、傷や汚れの目立ちにくい寒色系の人気が高いようだ。とはいえ、自転車のカラーは用途によって選ぶもの。サイマの整備士も、赤やオレンジといった明るいカラーは、夜道でも目立つため盗難対策になるとコメントしている。

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