「千と千尋」舞台で楽しむ混浴温泉 迷路みたいな旅館の奥、湯船がひっそりと...【群馬・積善館】
大正ロマンの雰囲気が漂う「元禄の湯」
積善館といえばモダンなホール造りのお風呂「元禄の湯」が有名です。国の登録有形文化財にも指定されている元禄の湯は混浴ではなく、男女別々の内風呂です。
元禄の湯は、旅館の正面1階に位置し、印象的なアーチ窓が赤い橋を渡った外観からも見えて積善館を独特の雰囲気にしています。
積善館に混浴温泉があるの?そう驚いた人もいるかもしれません。
迷路のような造りになっている旅館の2階に、混浴の岩風呂へ降りる階段がひっそりとあります。そこを降りていくと、混浴岩風呂に辿り着けるのです。
岩風呂の湯船の前が、擦りガラスで透けた男女別の脱衣所になっています。湯船からも人が来たことが透けて見えるので、ちょっとドキドキします。
この日は男性が何名か途中でいらっしゃいましたが、脱衣所の擦りガラスの扉を開けるとすぐ目の前の湯船に私が入っていたので皆さんビックリされていました。
岩風呂は9時から21時までが混浴の時間です。11時から16時までの日帰り入浴でも入ることができます。