「お隣のおじいさん、度を超えた『親切心』が気持ち悪い。感謝しなきゃって、ずっと我慢してきたけど...」(神奈川県・40代女性)
何も言わずその場を立ち去った
ある日、私がリビングで窓を開けて、ゴロ寝をしていた午前7時におじいさんがネットをくぐってツバメの巣の観察に入ってくる場面を見てしまいました。
初めて見たので、ビックリして、声も出ず。どうしたら、おじいさんにやめてもらえるのか? 考えあぐねていましたが、その日、仕事に向かおうと駐車場に向かうと、張っていたツバメ用ネットが地面に落ちていました。
おじいさんがくぐったときから1時間も経っていなかったので、あのときに落ちたのかもしれません。
張り直しは一人ではできないし、出勤の時間もあるし、どうしよう?!と焦っていたら、いつものようにおじいさんがやってきて「朝から落ちてたよ」と言って、ネットを持とうとしました。
いやいやいや、さっきネットくぐって入って来たでしょ! あたし見てたし! 朝はネット張ってあったでしょ! と思いつつ、それは言ってはいけない気がして、私は「やめてください。自分のペースでやります」と言いました。
腹が立っていたんでしょう。思ったより強い口調で出た言葉でした。おじいさんは何も言わず、その場を立ち去り、それからは我が家への侵入はなくなりました。
もっと早く「やめて欲しい」と言えば良かった、と今なら思うのですが、ご近所さんとは仲良くしたいし、おじいさんの世代では家に侵入した意識はなく、ただ親切にしてくれただけなのかも、と思うと言えませんでした。